2016年6月18日土曜日

ジュニア6年 バーモントカップ東京都決勝大会2次ラウンド

 先週の1次ラウンドのグループ予選を1位通過しベスト8進出を勝ち取った選手達が、更なる上を目指して、墨田区総合体育館で行われた2次ラウンドに臨みました。8チームによるノックアウト方式で行われるこのラウンド、勝ち進めば夢の全国大会ですが、まずは1勝を目指します。


 対戦相手は目黒区(第7ブロック)のFC BONOS MEGUROさん。先週の1次ラウンドの様子を見ても、「強い、速い、上手い」のそろったチームという印象。簡単には勝たせてくれないと思われる相手に、どう戦うかが課題です。


 とはいえ、戦い方はこれまでと一緒。狭いピッチを広く使って、前からしっかりプレッシャーを掛けることをどこまで貫けるか。2次ラウンドからは10分ハーフで、しかもランニングタイムではなくプレーイングタイムとなり、選手達にとってもキツい戦いとなります。


 試合開始から、自分たちよりも大きく、強い相手に対してしっかりプレッシャーを掛けられています。ボールを奪ってからの速い攻めもあり、何度か相手ゴールを脅かしますが、そこは相手の守備に押さえられ、なかなか先制できません。開始3~4分まではいい流れが続いて、選手達も手応えを感じていたと思いますが、その後相手に先制を許すと、一瞬のスキをついて遠目からシュートを決められるなど、立て続けに得点を許してしまいます。


 こちらの集中が途切れたところをすかさず狙ってくるあたり、やはり強豪チームです。それでも、1次ラウンド無失点の相手に対して、鶴牧の選手達もしっかり反撃し、ユウキ、ケンシンのゴールで2点を挙げますが、結局2-6で前半終了となります。


 ハーフタイム、ベンチに戻ってくる選手達は、やはり相当疲れた様子。それでもまだまだあきらめていません。しっかり息を整え、後半での巻き返しに向けて皆でハイタッチして気分を盛り上げます。


 後半に入ってやや持ち直した選手達、ディフェンス陣がしっかりと対応し、相手の攻撃を防ぎつつ攻撃へと繋げますが、やはり相手もしっかりと対応してきます。ピッチをワイドに使ったパスワークも徐々に見られるようになり、何度か相手マークを翻弄するような形も見られましたが、なかなか得点には結びつけられません。


 懸命に相手の攻撃を跳ね返し続けますが、やはり相手は1枚上手でした。鶴牧もセットプレーからタクが1点返すものの、4点を奪われてしまい、そのままタイムアップ。勝てばベスト4というところでしたが、残念ながら35期生初めての都大会の挑戦は、ベスト8で幕を閉じることとなりました。
(結果:3-10★(前:2-6、後:1-4)、得点者:ユウキ、ケンシン、タク)

 準備期間の短い中、選手達は本当によく戦ってくれました。特に都大会に入ってからは、名だたる強豪チームが相手となりましたが、選手達は名前負けすることなく、自信を持って試合に臨んでいたのが印象的でした。フットサルと8人制サッカー、それぞれ違いはありますが、今大会で得たものを、U12後期リーグでも活かして、全日の都大会出場に向けてチーム一丸となって頑張って行きたいと思います。

 今大会を通じて、35期生の選手達はもちろん、保護者の皆さん、他学年のコーチ・選手達など、多くの関係者の皆さんから大きな声援をいただきました。「全国出場」とまでは行きませんでしたが、おかげさまで東京都ベスト8という結果を得ることができました。この場をお借りして、あらためてお礼申し上げます。

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