2013年9月29日日曜日

ジュニア6年 さわやか杯 最終日

3次トーナメントの激戦を制してベスト4入りを果たし、中央大会への出場権を見事に勝ち取った我らが鶴っ子トップチーム。しかしまだ気を抜く訳にはいきません。本日の順位決定戦を何位で勝ち上がるかによって中央大会での有利不利が変わって来ます。つまり1位で上がればシード、2位なら他ブロックの下位と当たると言う訳です。ここは是が非でも上位に食い込み少しでも今後の戦いを有利にしておきたい所です。

しかしここまで来れば当然実力の有るチームばかり。今年より同じブロックになった町田からは町田JFCさんと開進さん。旧11ブロックからは稲城の東京Vさん。どのチームも都大会常連チームばかりです。正直名前だけで少々腰が引けちゃいます…(((((゜゜;)。
だけど我々も易々と負けるつもりは毛頭ありません!!鶴牧SCの代表として、そして11ブロック多摩市代表としての意地があります!!そして何より、中央大会というヒリヒリする様なステージで戦う為に今日の2試合が更に我々を強くしてくれる事は間違いありません!!
さて当の選手たちはと言うと…本来心優しきお坊っちゃまとお嬢ちゃま、“もう中央大会出場決まっちゃってるし〜”(^-^)v みたいなユル〜イ感じで入るのかと心配していましたが…さにあらず!!ここまで“あともう少し!!!!”という所で再三辛酸を舐めさせられ、苦汁を飲まされ続け、悔し涙を何度となく流して来たこの子たちにそんな様子は微塵も感じられません!!もう戦闘モードバリバリですo(`^´*)。
このチームのまず1つめの良さは試合の入りが良い事。確かに格上の相手との気の抜けない試合が続いたのも事実ですが、予選リーグ、トーナメントを通じて しっかりと集中して試合に入っている為序盤でバタついたり、完全に相手に主導権を握られる事がありません。

本日の初戦は町田JFCさんとの戦いです。この試合も互角の入り、足元の技術では一枚上手な相手に対して我々の最大のストロングポイントである寄せの速さと豊富な運動量で応戦します!!中盤でのボールの奪い合い、そこから必死にボールを繋ぎ、少ないながらもチャンスも作れています。対する町田JFCもさすがの試合巧者、おそらく足場の悪い和田グラウンド対策なのでしょう、得意のボールキープでしっかり引き付けてディフェンスラインの裏にロングボールを狙って来ます。しかし我がディフェンス陣も必死に守ります。1人がやられても他の選手がカバーに廻る、それでも危ない時には我らが頼れる守護神が勇気ある大胆な飛び出しで相手の攻撃の芽をきっちりと摘んで行きます。

試合中盤、もしかすると我々全員が「この試合行けるかも…!!」と思った瞬間だったのかも知れません。ほんの少しの気の緩み、ちょっとしたプレーのミスを本当に強い相手は見逃してはくれません。ワンプレーのミスとほんの少しのカバーリングの遅れを突かれてしまいました。しかもそのチャンスを冷静にそして確実に決められてしまいます。敵ながらさすがとしか言い様がありませんでした。 

しかしまだ時間は残っています!!誰一人下を向いている選手などいる訳がありません!!我々も今日集まってくれたベンチに入れなかったチームメイト、練習をお休みにしてまで応援に駆けつけてくれた5年生、そしてお父さんお母さん、兄弟姉妹…それからそれからおじいちゃんにおばあちゃん!?誰一人このまま終わるとは思っていません!!
ここから更に試合はヒートアップして行きます。鶴牧が試合を支配している時間も少しづつ増えている様に思います。
チャンスシーンも増え、途中あわやPKゲット!?と言うシーンも。しかしあと一息と言う所で相手の堅い守りを崩しきれず。そうこうしている内に試合終了間際、またもやちょっとした隙を突かれて失点してしまいます。
その後まもなく試合終了のホイッスル…。結果は0-2でしたが、最後までもしかすると1-1でPK戦もあるかも…と思わせてくれる正に激闘でした。

準決勝 町田JFC 0−2★
この結果、鶴牧は1時間程の間を置いて3、4位決定戦へ廻る事となりました。我々の試合前に東京V対開進の試合が行われており、既に対戦相手は開進さんと決まっています。これまた底力のある強豪チーム、相手にとって不足無し!!…って言うかむしろどこと当たろうと我々がチャレンジャーなのは変わりありません。
試合前の約1時間、軽くお腹を満たし岩田監督とのミーティング、そしてアップへ…。選手たちの顔つきを見ると初戦の負けを引きづる事も無く良い切り替えが出来ている様に思います。次こそ頑張ってほしいものです!
さて本日の 2戦目、開進さんとの戦いです。きっちり勝って気持ち良く中央大会へ挑みたい所です。
しかしこの試合最近では珍しく開始数分で失点してしまいます。相手の個人技でズルズルと下がってしまったディフェンダーの間をサクサクッと抜かれてキーパーと1対1に、キックフェィントでキーパーが体勢を崩された所にインサイドで冷静に流し込まれる。悔しそうに両手を膝に置き下を向くキーパーにベンチから「ドンマイわっか〜!切り替えろ〜!!」と声を描けると両膝を両手で“ポンッ”と叩き上を向く「ドンマイ!!一点返そ〜!!」のキーパーからの大きな声に「オ〜ッ!!」と言うフィールドの選手たちの更に大きな声が返される。しかし勝負とは何と無情なもの…。
更に攻め入られ1点を奪われてしまう。徐々に試合時間が少なくなって行く。スコアはまたもや0-2既に敗戦濃厚…。しかし選手たちは既にトップの筈のギアを更にもう一つ上げて必死に相手そしてにボールに喰らい付いて行く。…とここで無情のホイッスル、合終了。
全員がその場に力尽きて崩れ落ちる。

3位決定戦 開進sc 0ー2★
 
本日も熱い応援を送って下さった沢山の保護者の皆さま本当にありがとうございました。子どもたちの姿をご覧いただければ私の言葉など必用無いと思います。子どもたちは皆さまへの日頃の全ての感謝の気持ち、そして皆さまに見守られながら大きくまっすぐに成長した姿を一つひとつの魂のこもったプレーや態度で表現してくれたのではないでしょうか。
この様な素晴らしい子どもたちや保護者の方々に恵まれ、一番幸せなのは我々スタッフなのかも知れません。本当にありがとうございます。残すところ後半年程となってしまいましたが、今後とも子どもたちの更なる成長を皆で楽しみながら見守って行けたらと思っております。

本日の結果
1位 町田JFC
2位 東京V
3位 開進
4位 鶴牧SC
==横倉

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