2010年11月6日土曜日

第七支部代表決定戦最終戦

松が谷中
この大会は思うようなサッカーができず、まったく得点をあげずに2敗するという苦しい戦いが続きました。できるならば、得点して、勝って大会を終りたいものです。相手の松が谷中も同じように無得点で2敗しています。八王子地区3位のチームですが、可能性はあると思います。これまでできなかった、ショートパスを繋いで相手を崩すサッカーを、そして自分達が楽しめるサッカーをテーマに試合に臨みました。
試合開始。鶴牧のキックオフ、シュンタからイツキへ下げたボールややイレギュラーしたかイツキが後ろを向いて横に流そうとします。しかし、相手フォワードの出足が速く、イツキはすぐ背後に迫っていることに気付かず、回りからの声もなく、サイドのタクへパスしようとしたところへ相手の足が出ます。イツキのキックはボールではなく相手の足をクリーンヒット。ファールです。かなり痛がる相手選手に気持ちが動転したのか、相手のフリーキックにきちんと対応できず蹴りこまれていきなり失点。0ー1
開始わずか1分の出来事でした。そして動揺が収まらない中、相手コーナーキック。ゴール前の混戦を押し込まれ立て続けに失点します。0ー2
これで、まったくリズムを失いました。ただボールを前に蹴るだけ、誰をターゲットに蹴っているかもわからないようなパスばかり。かろうじてシュンタに収まると、シュンタの個人技で2人、3人とかわすことができますが、シュンタからボールを落とせる位置にボランチがおらず、サイドにもパスの受け手がいないため、孤立してしまっています。ベンチからは細かくパス交換してリズムを戻すように声をかけますが、まったく変わらず、今度はイツキがサイドのタクへの長いパスを通そうとしますが、その間に相手が2人いてパスカットされます。冷静になればしないような無理なパスを出すしか選択肢がなくなっています。カットした相手は前を向いてスピードが上がっているためディフェンスも対応しきれずまたしても失点。0ー3
どうしても局面を変えることができずに前半を終了。

ベンチに帰ってきた選手はまったく元気がありません。どうして、鶴牧のパスサッカーをしようとしないのかの問いに、パスコースがないんだからしょうがないとの返答?パスコースがなければ蹴るというのは少し短絡的ではないの?パスコースがなければ、声を出してパスコースに顔を出すように味方に指示すればいいのでは?毎度同じセリフですが、日頃練習していないことはできない!ボールを持った選手がやらなければならないことは、近くのフリーの選手に名前を呼んでインサイドで正確に速いパスを出し、ターンできるのかできないのかを指示すること。ボールを持っていない選手は最低3箇所のパスコースを作り出すこと。それができないときは、いったんボールを下げてもかまわないこと、などを確認して後半へ。

ようやく、落ち着きショートパスが繋がるようになりました。でも、やっぱりシュンタの前にパスコースができない。そこでボールをコントロールしても横か後ろにしかボールを出せないのがつらい。タケルの戦線離脱がとても大きいと感じる瞬間です。
そこで、ショウタをトップにあげ、タクをサイドにそしてシュンタをトップ下に移動します。ショウタが前でパスコースを作るため、ようやくかたちが出来始めます。前でチャンスが生まれ始めるとサイドからのオーバーラップもできるようになり、タクがカズシがシュートまで持ち込めるチャンスが出てきました。しかし、相手の出足が速く、あたりが強いためか、リクが足を痛め交代、さらにキーパー、ウチツも腹痛で交代です。キーパーの交代直後、右サイドからループ気味のシュート、タイキが右手一本ではじきましたが、はじいたボールがゴールポストにあたってゴール内へ。0ー4。
後半押し気味に進めていただけに残念な失点でした。その後、タクも足を痛め交代。流れを取り戻すことなく試合終了のホイッスルを聞きました。
0ー4。完敗です。この3試合、いずれも鶴牧のサッカーをさせて貰えませんでした。どのチームもまったく歯が立たないチームではありませんでした。自分達で苦しくしてしまっている場面が数多くありました。

選手の皆さん、ピッチ内にいた選手も、ベンチにいた選手も、ベンチに入れなかった選手も、もう一度この3試合を振り返ってみてください。何ができて、何ができなかったのか、自分達が劣っているところがあったのか、また自分達の方が優れていると思えるところがあったのか。
そうすることで何かを学べるはずです。
あー、終っちゃったではなく、春に雪辱を期すため、この敗戦を成長の足がかりにしましょう。

応援してくださったご父兄の皆様、結果を残せなくて申し訳ありませんでした。でも、コーチ陣の心は折れていません。修正すべき課題をたくさん見つけました。それらをひとつずつ克服していきます。
これからも応援よろしくお願いします。

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