2012年12月2日日曜日

多摩サッカー協会秋季大会予選第1日

多摩サッカー協会に所属するチームと多摩市の中学校サッカー部との交流を目的とする大会です。
予選は 2 ブロックに分かれ、両ブロックの上位3チームが陸上競技場での順位決定戦に進みます。
A ブロック
落合SC、FCグロリア、青陵中、多摩中
B ブロック
鶴牧SC、TCU SC、多摩大聖ヶ丘中
FC 多摩が不参加となったため、B ブロックは自動的に陸上競技場の大会に進めることになりました。しかし、久々の試合ですので来年に向けてきちんと試合をしたいと思っています。
今期も鶴牧のテーマはパスサッカーです。格段足が速い選手がいるわけではありません。絶対的に体が大きくて強い選手がいるわけでもありません。どちらかと言えば小柄な選手が多いチームです。そんなチームが他のチームと競うためにコーチが選んだ戦法ワンタッチ、ツータッチで早くボールを繋いでいくサッカーです。新人戦ではトラップミスやパスの精度、体の向きを変える動作など、たくさんの問題点があがり、それを克服する練習を続けてきました。今回はその結果をみたい大会です。久々の試合です。
vs 多摩大聖ヶ丘中
(鶴牧中、14:45キックオフ)
GK ワタル
DF ケイ、シュン、レオ、ユウスケ
MF カズマ、ユウノスケ、カズヤ、ヒロヤ
FW ケント、トモヤ
立ち上がり自陣でのスタートになりましたが、落ち着いてボールを繋ぎます。トラップがきちんと足元に収まるようになっているため、ショートパスが繋がります。ただ、相手が大きく蹴り込むサッカーのため、ボールが弾むことが多く、ボールが落ち着かない展開が続きます。トモヤ、ケントにボールが収まりますが、フィニッシュには持っていけません。細かいパスを繋いで大きく蹴り返される展開でしたが、前半6分、それまで細かい繋ぎだったのをカズヤが変えます。右サイドからのパスをワンタッチで左サイドの相手ディフェンス裏への鋭いグラウンダーのスルーパスを送ります。これにヒロヤが反応、追いつかないかと思いましたが、エンドライン近くで追いつき、そのまま角度のないところからキーパーの頭上を超えてサイドネットに蹴りこみました。
続いて9分、カズマの右コーナーキックにレオがヘッドで合わせて2点目。
ここからは圧倒的なボール支配でゴールに向かいます。15分過ぎ、トモヤが中央でボールを受けて得点。22分右サイドをカズマがドリブルで崩し、豪快に決めて4点目。 前半を 4ー0 で終えました。

後半に入り、徐々にパスの精度が落ちます。運動量が落ちたためか、雑になったのか。また、縦に送るパスが増えます。そのため、全体の押し上げが追いつかなくなり、蹴り返されたボールが一転ピンチになります。ボランチやディフェンスが押し上げる前に、ボールがフォワードまで行くため、フォワードはボールの出しどころがなく、個人技で勝負するしかありません。ようやくボランチやディフェンスが押し上げ始めたところに、フォワードが抜ききれなかったボールが蹴りこまれ、反転してディフェンスしなければならなくなります。そして、相手に抜け出されて途中交代で入っていたリョウタロウが追いつきましたが、抑えきれずに失点。4-1

これで、またスイッチが入りました。またまたレオがヘッドで決めて5-1。
トモヤがキーパーの位置を見てループで決めて6ー1。
ペナルティエリアの少し外からシュンがフリーキックを直接蹴り込んで7-1。
そして、相手キッオフをトモヤが追い込んでたった一人で相手を崩して8-1。

久しぶりに大差で勝ちました。試合後、課題や問題点がたくさんコーチから伝えられましたが、観戦子としてはチームが目指す方向を選手が理解し始め、チームとして動き始めたと感じられる試合だと思いました。精度を上げて、呼吸が合えば、きっとこんな試合がたくさんできると思います。
来週はクラブチームのTCU、実力をためす大きなチャンス、とても楽しみです。

0 件のコメント: