2012年9月29日土曜日

中体連新人戦予選1日目

新しいチーム最初の公式戦です。合宿から夏の厳しい練習を経てどこまで成長してくれたのでしょうか。コーチにとっても緊張の初戦です。予選は既に始まっており、鶴中は定期試験の関係で最後の参戦になります。
ここまでの経過は
1位、堺中 2勝
2位、町田一中 1勝1敗
3位、鶴中 0勝0敗
4位、落合中 1敗
5位、和田中 1敗

そして、初戦は現在1位の堺中です。いきなりの山場です。堺中は8番の選手が上手で、キープ力があり、広い視野を持っています。この選手を中心に縦に早いサッカーします。
vs 堺中 (12:30 KO 稲城六中グラウンド)
鶴牧の布陣は
GK ワタル
DF ケイ、シュン、ソウマ、レオ
MF カズヤ、ユウノスケ
MF ヒロヤ、ユウスケ、カズマ
FW トモヤ

相手ボールのキックオフ。8番の選手がピッチ上にいません。相手は単調に蹴りこんできます。
このサッカーなら対応できます。細かくパスを繋いで相手陣に持ち込み、戦いは相手陣で進みます。前半3分、トモヤのシュートが強烈に左サイドへ。これは相手キーパーが横っ飛びにセービング。続いて5分、カズマが左サイドをドリブルで抜け出します。相手ディフェンスをかわして振り切り、トモヤにマイナスのパス。これをにトモヤがシュート、またしても相手キーパーがナイスセーブ。しかし、はじいたところにユウスケが飛び込み冷静にゴールイン。先制!1ー0
その後も、鶴牧の攻撃が続きます。前半12分、8番の選手がピッチに。相手のリズムが変わります。8番の選手のところにボールが収まります。そしてみんなの意識がその選手に向いたところ、10番の選手にレオの裏を取られました。必死に戻りますが相手は冷静に角度のないところから蹴りこみ、失点。1ー1同点です。
相手は勢いづき、防戦一方になります。8番の選手は右サイドに入りましたが、そこにボールが集中します。そこから、ドリブル、スルーパス、ループパスと多彩なボールがゴール前に出てきます。
ディフェンス陣は精一杯耐えています。しかし、前半22分、相手コーナーキック。背の高いセンターバックの選手が後ろか上がってきたところへボールが。ヘディングと思いましたが、ボールがやや低く、胸でトラップして振り抜かれました。これがきれいに枠を捉え、ワタルは動けずに失点。1ー2。
そして、前半終了。あと少し、耐えたかった。
気持ちを切り替え、後半へ。8 番の選手はレオが対応。相手キーパーの位置取りが高いのでミドルも打つよう指示。レオとカズマを左右入れ替えます。
8番の選手をレオが抑えることで、鶴牧にペースが戻ります。しかし、細かいパスがなくなり、縦へ、裏へのボールが多くなります。浮き球が多くなり、絶えずヘッドで競り合っている気がします。鶴牧のサッカーはどこへいった。ミドルを打ちなさいの指示が裏目に出ます。すべてがミドルシュートになり、あとひとつ崩すことができません。惜しいチャンスは作り出します

しかし、結果につながりません。時間だけが過ぎていきます。互角以上の戦いをしているのに、相手と同じサッカーをしています。思い出そう、自分たちのパスサッカーを!
もう時間がない後半23分、レオが相手8番からボールを奪い、逆サイドのカズマの前に絶妙のロングパス。これをカズマがワンタッチで抜け出します。そして、前にいるキーパーの頭上へきれいなミドルシュート。ゴーーール。2ー2、同点です。

あと少し、最低でも引き分けの状況へ。ここでロスタイム1分の表示。え、どこでロスタイムがあった?
と思った瞬間、相手のロングボールが前線へ。ワタルはペナルティエリアの外。相手はまだ来ていない。ペナルティエリアに戻って手で処理、と思ったそうです。しかし、ボールは思ったよりも速く、戻るワタルを追い越します。これをきちんとキャッチできずファンブル。これを相手にさらわれゴール内に押し込まれます。失点2ー3。

そして試合終了!
敗戦です。残念です。

みんなで鶴中に戻り練習。ひとりひとり意見を出し合いながら、明日の戦いに気合を入れました。
明日は稲城総合グラウンドの芝生のピッチで町田一中に挑みます。明日勝たなければ予選通過はなくなります。厳しい戦いですが、絶対に勝ちたいと思います。

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