2012年11月25日日曜日

ジュニア2年 秋の市内大会


爽やかな秋晴れの下、ジュニア小2の秋季市内大会Cチームは小3・4と一緒にキヤノンスポーツパークに乗り込んで大会最終日を戦ってきました。果たして選手達はどんな戦いを見せてくれるのかコーチも楽しみにして試合に臨みました。

準決勝:
VS 落合サッカークラブA
★ 1- 2
(0 - 1)
(1 - 1)

鶴っ子達は序盤から攻勢に出ます。中央から、サイドから、果敢に攻め続けますがシュートが枠に飛びません。逆に相手のスピードあるカウンター一閃、フィールド中央を抜かれて前半6分に失点してしまいます。その後も攻め続けますが、ここで前半終了。ベンチに帰ってきた選手に修正点を聞くと口々に「戻りが遅い。」、と冷静に分析できている様子。確かに失点シーンで戻っていた選手は数人のみ。2つ目の約束、『捕られたら捕り返す。』を全員でやろうと再確認して選手は後半のピッチへ。

後半に入っても鶴っ子の勢いは衰えず、後半3分に左サイドからドリブルで持ち込んで混戦の中からシュート、は惜しくも相手GKに弾かれるもその跳ね返りをもう一度シュート。同点ゴールがネットに突き刺さります。押せ押せになった鶴っ子は更に攻め続けるも、試合終了間際の後半8分にゴロになってしまったCKからまた勢いのあるカウンターを食らってしまいます。一度は潰しに行った選手がそのカウンターを遅らせるものの、戻っている人数がやはり足りないな、と思った矢先相手の判断の良いロングシュートを浴びて勝ち越されてしまいます。鶴っ子達はその後も諦めず攻め立てるものの無常のホイッスルが鳴ってしまいました。

悔し泣きをする選手達。どんなに試合を支配していても、一瞬の「大丈夫だろう。」「仲間が奪ってくれる。」「俺が戻らなくても。」という気の緩み2回で2点を取られてしまう。こんなサッカーの怖さ、そして深さを選手は心に焼き付たのでしょうか。気持ちの切り替えをして次の3位決定戦に臨みます。

3位決定戦:
VS 多摩サッカークラブA
★ 0- 0 (PK 5 - 6)

(0 - 0)
(0 - 0)


選手達は忘れていたようなので言いませんでしたが、相手は予選リーグで1-3で圧倒されたチームです。「3位になる!」と勢いよく試合に入っていった鶴っ子達でしたが、前の試合のサッカーの怖さに動揺していたのか、前半は前の試合に比べて静かな鶴っ子達。鶴っ子らしい攻撃は見られるものの、ピッチ内の声、切り替えのスピードが遅く、鶴っ子らしい圧力を感じません。徐々にエンジンが温まってきた前半終了間際に波状攻撃からまたしてもシュートの跳ね返りを押し込みますが、惜しくもオフサイド。ハーフタイムに機能していない点、修正点をコーチにまとめてもらい、選手達は仕切り直しをして後半のピッチに散らばって行きます。

後半に入ると前半よりも明らかに圧力が増し、ピッチ内の声もよく聞こえてきます。切り替えのスピードも増しています。その効果あり鶴っ子達は前半より更にボール支配率を上げます。しかし、決定力が伴わず、シュートは枠を捉えず、捉えても正面、と得点できずにタイムアップ。勝負の行方はPK戦に。後攻の鶴っ子は2回あった勝利のチャンスを逸してしまい、8人目のキッカーのシュートが相手GK正面をついてしまい、試合終了。

小2の市内秋季大会は本日をもって全日程を終了しました。惜しくも予選で敗れてしまったA/B両チームの選手、そして4位で終わってしまったCチームの選手全員が今大会を通して感じ、学んだものを次の新学年春季大会に向けてチームみんなで日々の練習を通してそれぞれの武器を磨くと共に更なる個人・チームの成長に繋げていきたいと思います。ご家庭では選手の生の声をお聞きになり、その活躍っぷりを褒めてあげてください。きっと彼等のモチベーション、そして飛躍の糧になると信じています。

ご父兄の皆様、最後になりましたが今大会も引率のご協力、素晴らしい応援をありがとうございました。

==稲本

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