2016年11月13日日曜日

ジュニア6年 秋季市大会6年以下の部決勝トーナメント(6B、6C)

 見事6年以下の部予選を通過した6B、6Cチームが、和田公園で行われた決勝トーナメントに臨みました。今大会、決勝と3位決定戦が多摩陸で行われることになっており、12月3日の多摩陸の舞台を6年全員で迎えられるよう、まずは準々決勝での勝利を目指します。

【6Bチーム】
○準々決勝 vs 鶴牧E
 6Bチームの準々決勝の対戦相手は鶴牧E。決勝トーナメント初戦からいきなりの鶴鶴対決となってしまいましたが、6Bチームとしては、気を抜かず、しっかり戦うことが求められます。


 序盤から6Bチームが押し込みつつも、6Eの選手達も遠慮なく向かってくるため、簡単にはシュートまで持ち込ませてくれません。チャリ、ヨシトの両FWがスピードを活かして相手陣内深くまで攻め込みますが、なかなかゴールを奪えず、逆にカウンターを食らうことも。


 それでも前半に、左サイドをドリブルで駆け上がったヨシトが、やや角度のないところから左足一閃、きれいなゴールを決めて先制すると、6Eの攻撃をしっかりとしのぎきって、前半を1-0で折り返します。


 後半も試合展開としては6Bがやや押し込むものの、やはり決定力が課題か、なかなか追加点を奪えません。何度か決定的なチャンスを迎えますが決めきれず、結局後半はやや幸運なオウンゴールで1点追加するにとどまりましたが、6Eの攻撃は無失点に抑え、無事初戦をものにすることができました。
(結果:2-0☆(前:1-0、後:1-0)、得点者:ヨシト、O.G.)

○準決勝 vs 多摩C
 準決勝は多摩Cさんが相手となりました。5年生のチームですが、技術的にもしっかりした選手が多く、予選でも圧倒的な強さで1位通過し、準々決勝でも二小Bチームを3-0で破ってきた強いチーム。決勝進出に向け、さてどう攻略するか。

 試合開始からこのチームの特徴である「前からのプレッシャー」をドンドン掛けつつ、ボールを奪ったら闇雲に仕掛けるだけではなく、味方同士で連携していかにゴールまで結びつけるか、ということがポイントですが、そこは相手も簡単にはやらせてくれません。


 それでも、準々決勝でノーゴールだったマツリが持ち味を活かして先制点を挙げます。ところが多摩Cチームもすぐに反撃に出ると、鶴牧の右サイドをドリブルで仕掛けられ、2人、3人と交わされて同点弾を浴びてしまいます。それでも6Bチームの選手達、慌てることなく対応し、前半は1-1で終了。


 後半も、前半同様、2トップのスピードと、相手選手への速い寄せを徹底した攻撃を続けると、相手選手も疲れてきたのか、徐々に6B選手へのプレッシャーが甘くなってきます。そんな中、相手陣内へのロングボールに反応したマツリがGKの頭上を浮き球で抜くゴールで追加点を挙げます。


 すると、リードを奪った6Bチームが徐々に押し込む展開となり、ペナルティエリア右45度付近から放ったジョウノスケのキックがGKの手を弾いて3点目。さらに同じようなところからジョウノスケが放ったシュートは、今度はGKの頭上を越えて左ゴールネットを揺らすファインゴール。あとはしっかりと守りきり、準決勝をものにすることができました。
(結果:4-1☆(前:1-1、後:3-0)、得点者:マツリ×2、ジョウノスケ×2)

【6Cチーム】
○準々決勝 vs 多摩B
 6Cチームの初戦の相手は多摩Bチーム。全員が女子選手のチームですが、技術的にはピカイチのものを持っている選手達が多く、予選を1位通過してきています。対する6Cチームはどこまで食い下がり、あわよくば勝利をモノにできるか。前日の練習でも選手達に伝えましたが、この試合に100%を出し切るつもりで、試合開始からドンドン仕掛けていけるかどうかがポイントです。


 試合開始からはしばらく一進一退の展開が続きますが、徐々に相手のうまさが目立ち、6Cチームはなかなかシュートチャンスまでもって行けない展開に。逆に中盤で相手にボールを回されてピンチを迎えるも、シュウヘイ、カナメ、リョウタロウのDF陣が最後のところで踏ん張って得点を与えません。


 すると中盤左サイドでボールを持ったリョウタが、左利き独特のリズムのドリブルでゴール前まで持ち上がり、最後に泥臭くゴールに押し込んで先制点。これにはチームメイトも全員で大喜び。このあと何度か相手の攻撃を受け、危ない場面を迎えるものの、何とかしのいで前半を終えます。


 後半になると、6Cの選手達にも徐々に疲労の色が・・・。特にギリギリのところで踏ん張っているDF陣や、中盤の選手達は、見るからにつらそうな様子。一方、相手選手達はここぞとばかり攻め込み、何度も決定的な場面を迎えますが、幸運にもゴールポストに当たってゴールを免れたりするなど、何とかかんとかフラフラになりながらも守り切ってついにタイムアップ。見事準決勝進出の切符を手にすることができました。
(結果:1-0☆(前:1-0、後:0-0)、得点者:リョウタ)

○準決勝 vs 鶴牧D
 準決勝の相手は、鶴牧D。6B vs 6Eに続いての鶴鶴対決です。相手は5年トップチームということで、そう簡単にはやらせてくれないでしょうが、一足先に決勝進出を決めた6Bチームとの決勝戦での対決目指して頑張ります。


 6年のプライドをかけ、これまでの試合と同様、相手のボールホルダーに対して厳しくプレッャーを掛け、1対1の場面で負けないことを意識して仕掛けていくものの、これまで対戦してきた相手以上に、しっかりボールをキープしてくる相手になかなか思うように対応できない場面が目立ちます。


 攻撃を仕掛けても単調に終わってしまい、逆にカウンターを受ける場面もしばしば。悔しいですが、ボールコントロールやキックの技術でかなわないところもあったりして、良く食らいついていったものの、前半を2点リードされて後半へ。


 後半も、前半と同じような展開が続き、なかなかシュートまで持ち込めないものの、選手達はあきらめず相手に食らいついていきます。攻め込まれる場面が目立ちましたが、リョウタロウが持ち味のスピードを活かしたドリブルで自陣から攻め上がり、1点を返します。ここから反撃、と行きたいところでしたが、そこは相手が一枚上手でした。反撃はしたものの、後半2点を追加されて終了。


 残念ながら負けはしたものの、選手達一人一人を見ていると、最後までしっかりと戦う気持ちを持ってプレーできていたと思います。
(結果:1-4★(前:0-2、後:1-2)、得点者:リョウタロウ)

 結果的に、6Bは決勝進出、6Cは3位決定戦に回ることとなり、決勝戦での6年同士の対決とはなりませんでしたが、当初の目的でもあった「6年全員で多摩陸」を達成することができました。35期生最後の市内大会に、全員で多摩陸の芝を踏む権利をつかんだことは、選手達全員を褒めてあげたいと思います。残る選手権組も、「決勝」という立場で多摩陸の舞台が踏めるよう頑張ってほしいものです。あとは12月3日に、それぞれが結果を出すことを目標に、練習に励みましょう。

 本日も多くの保護者の皆さんに、6B、6C関係なく大きな声援をいただきました。選手権組の選手達も、自分達の試合前に駆けつけて応援してくれたようで、きっと6B、6Cの選手の力になったと思います。この調子で、多摩陸でも鶴牧パワーを見せつけましょう!
=中村 

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