2012年6月9日土曜日

第51回東京都中学校総合体育大会 兼 第65回東京都中学校サッカー選手権大会 第7支部予選最終日

前試合で敗戦し、決勝トーナメント進出はなくなりました。でも、きょうはこのメンバーで戦う最終戦、勝利で終りたいと思います。しかし、天気は雨。春の大会も雨の中の戦いがありました。雨男がいるのかしら。
コバコーチ、試合前に三年生だけ集め何やらひそひそ。どうやら、三年生に最後にやりたいポジションを聞いていたみたい。キーパーのコウがフィールドのユニフォームを着ています。観戦子の私も布陣がわからず、だいたいの雰囲気で、
GK ハラくん
DF コウ、ミツル、マサキ、レオ
MF カズマ、シュン、リク、ヒロヤ
MF タクミ
FW トモヤ
残念ながら、ハルキが体調不良でお休み。ハルキの分まで頑張りましょう。
vs 玉川学園
鶴牧のキックオフ。泥沼状態のピッチ。得意のショートパスはすべて止まります。泥臭く、体をぶつけあっての肉弾戦になります。鶴牧のやさしい子ども達が一番苦手なパターンです。しかし、蹴って走ることはしません。ドリブルを交えて着実に前に進みます。三年生がアグレッシブです。まだ、三試合目のハラくんが心配。だから、シュートを打たせません。押し気味に試合は進みます。戻ってきたトモヤが前線でプレスしてくれるので、中盤でボールが取れます。やっぱり、トモヤのチェイシングは大きいと改めて感じます。
そして、前半15分、タクミがぬかるみを切り裂くようにドリブルで抜け出します。

相手ディフェンスがたまらずファウルでとめます。

PK か? しかし、判定はペナルティエリアの外。しかし、リクが得意な位置。迷うことなく、自信満々にボールをセットします。

リクが蹴ったボールはファーサイドに突き刺さります。相手キーパーは動けず。先制です。1ー0。
前半は押し気味なれどこのまま終了。

後半は、コウとカズマが入れ替わったのかな?いきなり、コウがドリブルで抜け出します。これまで、自分を抑え、キーパーという役割を担ってきましたが、元はフィールドプレイヤー。鬱憤をはらすかのようなドリブルです。
ペナルティエリアに持ち込み、さらに中を向いてゴール方向へ。いつシュートしても良い状況に持ち込みます。しかし、ぬかるんだピッチ、長いドリブルでの疲れ、相手ディフェンダーの執拗なマーク。ついにバランスを崩します。

シュートが打てない。でも倒れながら、後ろから中央に入ってきているタクミを視野に捕らえてマイナスのパス。これにタクミが走りこみダイレクトでシュート。

ちょっと写真がぼけてしまっていますが、まるで昨日の香川のシュートを思い起こさせる、完璧なシュート。ゴーーール。2-0。
後半まだ2分まだまだいけそう。そして、ベンチは三年生タクミFを投入、さらには、コウを下げ、マサキを前に。コウと同じように最終ラインで体を張ってきたマサキに点を取らせようと、全員がマサキにボールを集めます。ミツルの大きな声、「マサキ!前に蹴って走れ!」私もそう思いました。変に切り返してスピードを落としています。せっかく貰ったボール大事にしたいと考えているのでしょう。そして、後半20分。前半と同じような位置でトモヤガ倒されます。リクの得意な場所。しっかりとボールをセットします。ここで意外にも、リクはボールを中央に流します。そこに、マサキがいました。リクの思いも同じ、マサキの得点を期待してのパス。ぬかるんだピッチなのでダイレクトには打てず、相手ディフェンスが寄せる中シュートに持ち込みます。

しかし、無情にもボールはクロスバーをわずかに超えました。
試合はこのまま終了。2-0。
有終の美をかざりました。
応援ありがとうございました。

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