2010年9月4日土曜日

中体連多摩市夏季サッカー大会

中体連多摩市夏季サッカー大会が始まりました。
多摩市の9中学校がトーナメントで戦います。トーナメントですので負けると終わりです。合宿、夏休みの練習と暑い中毎日グラウンドを走り続けた成果を試す大会です。選手達は辛い練習に弱音をはかず、しっかりと喰らい付いてきました。先生もコーチ陣も大きな手応えを感じており、多摩市に敵なしと自信を持って臨みます。心配は、選手達の「その期待がプレッシャー」と訴える気持ちの弱さです。これから成長していくにしたがって、プレッシャーはどんどん大きくなります。これぐらいのプレッシャーは跳ね退ける気合が欲しいものです。

1回戦、諏訪中
足の速い子を二人トップに置いて走らせるサッカーです。個人技では負けてないと思われるので、どれだけボールを支配できるかが勝負です。今日の布陣、キーパーはタイキ。4バックに左からニシ、タクヤ、ジョウ、カズシ。ボランチにイツキとミッチャン。トップ下にタク。左サイドいダイチ、右サイドにショウタ、ワントップにシュンタです。
相手キックオフで試合開始。キックオフのボールにタクがプレッシャーをかけ左サイドへ追い込みます。それをダイチがカットして直線的にエンドラインに向かってドリブル、センターリングがゴール前を通り過ぎ、右サイドのショウタへ。ショウタはトラップから角度のないところへドリブルで持ち込んでシュート。いきなり先制です。なんと相手キックオフからノーホイッスルゴールです。















その後も圧倒的にボールを支配します。冷静に繋ぎ、ショウタ、ダイチの左右にボールが大きく動くため、相手ディフェンダーは対応できません。カズシのオーバーラップも効果的で、次々と得点を重ねます。前半残り5分で8ー0。ここで、選手達曰く、明らかなオフサイドで相手9番に抜け出されます。キーパーのタイキは一瞬前に出ようとしますが、躊躇しバックステップしたところをうまくシュートを打たれ失点。タイキのハーフタイムの感想。「あそこは出るべきだったかな」。前半はこのまま8ー1で終了。

















後半、ミッチャンに変えてリクを。ニシに変えてコウを投入。しかし、明らかに相手のサッカーが変わります。かなり熱くなってラフなプレーが目立ちます。後半5分、イツキが明らかなファウルを受け、膝を強打、相手にイエローカードが出ましたが、イツキを下げなければならなくなりました。そこで、ミッチャンを再投入して、ボランチは1年生2人。しかし、プレーの質はそれほど落ちず、ボールを支配します。ただ、相手のあたりが強くなったためか、プレーの精度が落ち、パスが弱くなったり、トラップが流れたりと前半ほど決定的場面が作れません。そうこうするうちに、今度はリクが相手のファウルを受け交代。ニシを再投入し、コウをボランチにあげます。このニシの再投入が流れを少し戻しました。交代させられたことでどこか期するところがあったのか、積極的にオーバーラップします。これによりショウタのスペースが広がり、自由にプレーできるようになりました。結局後半は相手にチャンスを与えることなく、5ー0。
13ー1の圧倒的勝利になりました。ひとりひとりがチャレンジできるようになり、ターンやマノーンの声がけもできるようになりました。何よりも自信が着いたのか、ボールを受けるときにきちんと首を振って周りを見れる選手が増えてきたのが嬉しいと思います。
今日の得点は、ショウタ7、ダイチ3、シュンタ1、ジョウ1、ミッチャン1でした。残念だったのは、タクの右足のループがバーをわずかに超えたこと、シュンタのコーナーにジョウのヘディングという先生が期待するセットプレーがバーをたたいたこと。そして何よりもワントップのシュンタが放った10本近くのシュートがことごとく相手のディフェンダーに当たったり、キーパーの正面だったり、バーに当たったりとなぜかゴールに入らなかったことでしょう。あれが半分は入っていたら。。。でも、それだけシュンタがトップの位置でボールを収め、シュートまで持っていっているということですから、それはすばらしいことです。きっと近いうちに爆発的ゴールラッシュが生まれることを期待しましょう。

明日は準決勝で10:00キックオフ、相手は青陵中です。これを勝って決勝に進み、そしてそして絶対に優勝するんだ!!!皆様応援よろしくお願いします。

0 件のコメント: