2015年3月7日土曜日

ジュニア4年 第38回青梅招待 決勝トーナメント

 前日から雨が続く中、青梅市の東原公園グラウンドにて行われた青梅招待の決勝トーナメントに臨みました。対戦相手は二次予選Ⅲブロックを1位で通過した立川九小SCさん。35期生の「ベスト8の壁」は果たして打ち破れるのか?試合前にコーチからしっかりと戦い方のアドバイスを受け、いざ試合開始。


 立ち上がりから、相手のプレッシャーにやや引き気味でバタつくシーンが多く、選手達の戦い方もあっさりしすぎで嫌な予感がする中与えた最初のCK。これまでも同じようなシーンがありましたが、マークする選手がお互い曖昧で、しっかりついて行けなかった隙を突かれ、開始2分に先制を許してしまいます。その後もあまりパッとしない選手達。相手選手の球際の強さに押されて、1対1のシーンで「戦えて」いません。足だけでボールを奪いにいったり、勢いだけの軽いディフェンスなどが目立ちますが、それでも何とか1失点でしのいで、前半を終えます。


 ハーフタイムに前半の出来なかったところを指摘され、コーチから対応の仕方を教わった選手達、後半の立ち上がりからは、相手選手へのプレッシャーも掛けられるようになり、いいリズムで攻撃を仕掛けられています。カウンターから何度かチャンスがあり、追いつけるかも、と思った後半7分、右サイドを駆け上がった相手選手が、鶴牧ディフェンスのマークを受けながら、難しい体制から放ったシュートがGKの頭を越え逆サイドネットに。続く8分には、DFのヘッドでのクリアミスを拾った相手選手が、GKの位置をよく見てループ気味のミドルを決めます。さらにゴール前でパスを受けた相手選手が落ち着いた切り返しで鶴牧DFを外してゴール右へのシュート。


 結局、後半3点を奪われ、0-4で試合終了。残念ながら、またまた「ベスト8」で大会を終えることとなりました。試合を通して、シュートの数でいえばそんなに差はなかったものの、決定力の違いを見せつけられるとともに、1対1での攻防や先を予測した動き、ボールを「止める」、「蹴る」といった基本的な部分での差が試合結果として表れたという印象でした。


 とはいえ、選手達が全然ダメだったか、というとそうでもありません。ただ、「あと一歩」、「あと少し強く」といった細かいところを、普段の練習からもっと突き詰めて行く必要があると感じた試合でした。その意味では、「いい経験」となりましたが、欲を言えばもう一つ勝って、もう2試合「いい経験」が出来ればもっとよかったと思います。それぞれの選手達も、自分で感じたところがあったと思います。この悔しさをバネに、今度こそ「ベスト8の壁」を打ち破れるよう頑張っていきましょう。
(結果:0-4★(前:0-1、後:0-3)


 本日も多くの保護者の方々に、遠くの会場まで選手の送迎や応援に駆けつけていただきありがとうございました。新たなチームづくりが新年度に向けて徐々に始まります。これからも引き続きご理解・ご協力をいただければと思います。 また、都合3週間にわたり、主催の青梅市サッカー協会の皆様には、各試合会場などにおいて様々なご支援をいただきました。おかげさまで選手達にとっても得るところが多い大会となったと思います。この場をお借りしてお礼申し上げます。

=中村

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