2015年2月28日土曜日

ジュニア4年 第38回青梅招待 二次予選

 一次予選を辛くも勝ち上がり、4チームによる二次予選に臨みました。場所は明星大学青梅キャンパス。芝のグラウンドなので、慣れているという意味では鶴牧側に有利かも?という期待を胸に、決勝トーナメント目指して戦います。

○1試合目 vs はむら少年SC(羽村市)
 初戦の相手は、一次予選に続いてはむら少年SCさん。前回は相手選手に対してプレッシャーが足りなかったことから、立ち上がりから100%で戦うよう選手にアドバイス。すると今日はいい感じで相手と「戦えて」います。ボールを持った選手に対するプレッシャーも、立ち上がりからしっかりとかけられています。すると2分、チャリのシュートのこぼれ球をユウキが押し込んで先制。続く4分にはキクが自陣から左サイドをドリブルで攻め上がって入れたクロスを、ソウマが上手く合わせて追加点。いい流れで主導権を握ります。


 その後、バックパスの処理にショウが手間取ったところを相手に押し込まれ1点差とされますが、選手同士お互い声を掛け合って、切り替えの意識を共有しています。これは先週の試合ではあまり見られなかったところ。選手達もしっかり先週の課題を意識しているようです。その後13分、中盤右寄りでボールを持ったタクからフミヤ→ユウキときれいにパスがつながり追加点。前半を3-1で折り返します。
 

 後半に入っても、相手選手にしっかりプレッシャーをかけ、ボールを奪われた後の切り替えもまずまず。時折カウンターを受けるものの、DF陣を中心にしっかり対応できています。7分、相手右サイドで得たCK、タクがゴール前中央に上げたボールに、フリーで飛び込んだユウキがピッタリ合わせ、自身ハットトリックとなる4点目。その後も相手の攻撃をうまくしのぎ、初戦をものにすることができました。
(結果:4-1☆(前:3-1、後:1-0)、得点者:ユウキ×3、ソウマ)

○2試合目 vs 太子堂SC(世田谷区)
 2試合目の相手は世田谷の太子堂SCさん。大柄な選手がそろっており、1対1の攻防では簡単にやらせてくれない印象。この試合に勝利すれば、決勝トーナメント進出がグッと近づくところですが、相手プレッシャーに負けずに向かっていけるかがポイントです。


 ところが開始1分、油断していたわけでもないでしょうが、先制点を許してしまいます。このまま浮き足立ってしまうか、と思いきや、しっかり気持ちを切り替え、相手に対してプレッシャーを掛けられています。選手によっては相当体格差もありますが、それでもしっかり身体を当てて、相手に自由にさせません。すると2分、フミヤからの浮かせ気味のパスを、チャリがしっかりコントロールしてゴールに流し込み同点。さらに4分、GKマツユウの狙い澄ましたパントキックがチャリに渡り、これをしっかり決めて追加点。マツユウの見事なアシストもあり、2-1でリードして前半を終えます。


 後半も前半と同様、体格に勝る相手にも臆することなくプレッシャーを掛け、ボールを奪った後は素早くゴールに向かう形が見られます。5分にはゴール前の混戦からチャリが押し込み、ハットトリックとなる3点目。10分には、ジョウノスケが右サイドから上げたクロスに、相手DFと競り合ったユウキが頭で押し込み4点目を奪います。その後、主導権を握りつつも追加点は奪えず、逆に試合終了直前の14分に1点を返されますが、そのままタイムアップ。決勝トーナメント進出を大きく引き寄せる2勝目を挙げることができました。
(結果:4-2☆(前:2-1、後:2-1)、得点者:チャリ×3、ユウキ)

○3試合目 vs 多摩平JrSC(日野市)
 二次予選最後の対戦相手は、多摩平JrSCさん。言わずと知れた日野市の強豪チームです。引き分け以上で1位通過となりますが、せっかくだから3戦全勝で行こう!と選手に声を掛け送り込みます。


 がしかし・・・。さすがに3試合目ということで、もともとあまり体力に自信のある方ではない鶴っ子達、疲れが出てきたのか、攻守の切り替え、相手へのプレッシャーとも1・2戦目程できていません。集中力も若干欠いている様子で、5分、10分と立て続けに失点してしまいます。いずれもDF・GKでの声の掛け合いが(たまたま?)できなかったり、相手へのプレッシャーが甘くなり、はっきりプレーを切ることができないところを相手に突かれての失点でした。


 とにかく1点ずつ返していこうということで後半に臨んだものの、展開は前半と変わらず。相手がしっかりボールを動かして広くボールを動かすと、ボールの行方に気を取られて相手選手のマークがズレたところを狙われるという展開に。体力的にもきつい状況では、こうした動きについて行けません。4分に追加点を許した後、何度かチャンスはあったもののゴールを決めることはできず、結局0-3で敗戦。相手のうまさ、強さにすっかりやられた試合となりました。
(結果:0-3★(前:0-2、後:0-1))

 以上の結果、二次予選は2勝1敗の勝ち点6で2位で通過することとなり、決勝トーナメントでは、Ⅲブロック1位の立川九小SCさん(立川市)と対戦することとなりました。一つ勝てばもう2試合できるチャンス。これまで各種招待大会で、「ベスト8の壁」に跳ね返されている35期生。今度こそ、これを打ち破るべく頑張っていきたいと思います。

 本日も遠くの会場まで、多くの保護者の皆さんが応援に来ていただき、熱い声援をいただきました。おかげさまで(おそらく)鶴牧4年生では初となる、青梅招待決勝トーナメント進出を勝ち取ることができました。次はさらに厳しい戦いになると思われますが、多くのご協力・ご声援をいただければと思います。

=中村

0 件のコメント: