2014年12月7日日曜日

ジュニア4年 秋季市内大会 決勝戦

 今日は、多摩市立陸上競技場で各カテゴリーの決勝戦です。春の大会は、スケジュール上の都合か4年以下の部だけ和田公園での実施だった(他カテゴリーは全て多摩陸)ため、この学年、初めての多摩陸芝生での決勝戦です。予選リーグ、決勝トーナメントが行われたのは9月なので、若干、間が空きすぎている感がありますが、選手達は優勝目指して気合い十分です。

 決勝戦の相手は永山SSさん。中盤に上手い選手がいて手強い相手です。試合前にコーチから、「相手は優勝目指して厳しく向かってくるはず。1対1の球際で負けないこと。ピッチをワイドに使って、よく周りを見て、しっかり状況判断してプレーを選択すること」とのアドバイスを受け、いざ、春・秋連覇目指してピッチへ。


 昨日の練習では、紅白戦で全くいいところのなかった今日の選手達。競技場に着いて着替えたあと、スタンドで何やら真剣に選手だけで話し合いをしていました。その成果が出たのか、立ち上がりから割とよくお互い声を掛け合っています。押し気味に試合が進み、3分、ハーフウェイライン付近右よりでボールを受けたケンシンが右サイドをドリブルで駆け上がって中央にグラウンダー気味のクロス。これをユウキが落ち着いてさばき先制。続く4分にはこぼれ球を拾ったユウセイがド
リブルでゴール前に持ち込みしっかり追加点を決めます。


 その後も、相手中盤にボールが渡ると、近い選手がしっかり寄せて攻撃の芽を摘んだり、キク、レオンのDF陣がしっかりカバーしてシュートらしいシュートを打たせません。時々DFラインの裏に流れたボールも、GKショウがしっかり対応します。すると13分、相手ゴール前やや遠目の位置で、こぼれてきたボールをレオンが判断よくミドルシュート。ゴールマウスを捕らえていましたが、相手選手に当たってゴール前にこぼれます。するとこれに詰めていたユウキがこのまま押し込んでゴール。記録上はユウキのゴールとなりましたが、レオンの思い切ったシュートがきっかけとなったゴールでした。

 前半を3点リードで終えると、選手達もまずまず落ち着いた様子。若干相手の突っ込みに合わせるように、単調にボールを蹴り返したり、ドリブルで突っ込んだりすることころがあったので、もっと落ち着いてボールを横に動かすことも意識するようアドバイスして後半へ。


 立ち上がりから攻め込むものの、やはりどうしても中へ中へ動いてしまう傾向が。鋭く前に向かってくる相手に対して、ゆったりボールをキープしたり、横にボールを動かしたりできるようになれば理想的ですが、以前に比べればずいぶん良くなってきています。DF面でも、やたらに飛び込んでいく場面は、今日はあまり見られませんでした。


 シュートまでは持ち込むものの、しっかりミートできなかったり、GK正面を突いてしまったりと追加点がなかなか奪えない展開が続いた13分、中盤での攻防で、相手DFに当たり方向が変わったボールを拾ったユウキがドリブルでゴール前に。最後は冷静にゴールに流し込んで、ハットトリックとなる得点を決めます。

 結果4-0で勝利し、35期生初の春・秋連覇を決めることができました。喜びを爆発させるか、と思いきや以外にも冷静に試合後のセレモニーをこなし、談笑しながらベンチに戻ってくるAチームメンバー達。スタンドで応援してくれたお父さん・お母さんや他学年の選手達に、もうちょっと派手に喜ぶ姿を見せても良かったかもよ?
(結果:4-0☆(前:3-0、後:1-0)、得点者:ユウキ×3、ユウセイ)


 今回、Aチームが優勝という結果を手にしましたが、これは普段の練習で、厳しい紅白戦を戦ってくれるチームメイト達あってのものです。特に、昨日の練習でAチームメンバーの目をしっかりと覚ましてくれたBチームメンバー達のお陰で、今日の決勝にしっかり入っていけたことを忘れないようにして欲しいと思います。しばらく公式戦はありませんが、来年度に向けて、選手それぞれが自分なりに、より「上」を目指してこれからもしっかり頑張っていこう!


 本日も多くの保護者の皆さんに会場まで応援に駆けつけていただきました。おかげさまで9月からの秋の市大会、優勝をすることができました。この場をお借りしてお礼申し上げます。また、他学年のコーチの皆様にも、本日の会場運営の他、普段の練習等でいろいろとご協力いただきましたことにもあわせて感謝いたします。ありがとうございました。

=中村

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