2014年12月21日日曜日

ジュニア4年 多摩チャンピオンズリーグ順位決定戦

 7月から始まった多摩チャンピオンズリーグも予選リーグはほぼ終了し、あとはA・B両グループの同一順位同士の順位決定戦を残すのみ。今日はBチームが6位同士の11・12位決定戦にに臨みました。会場の府中第九中学校に早めに到着し、しっかりウォーミングアップして試合に備えます。対戦相手は町田のFC芹ヶ谷東京さん。多摩チャンピオンズリーグBチームメンバーの多くにとって、今シーズン最後の対外試合でもあるので、ここはしっかりと勝って終わりたいところです。

 この日の午前中、別会場で行われた練習試合(vs稲城SSSさん)を消化してきた選手達。その試合で課題となった攻守の切り替えをしっかりすること、次の展開をどうするのか考えながらプレーすることを試合前のテーマとして伝えました。ボールが来てから対応を考えるのではなく、常に一歩先を考えてプレーするとこと意識することが重要となってきます。

 立ち上がりは互角の展開。DFラインも相手の攻撃に落ち着いて対応し、各選手ともボールを持った時にむやみに蹴ったりすることなく、仕掛けられる時はしっかりドリブルでボールを運ぶことができています。右サイドのチャリがスピードを生かした攻め上がりを何度か見せる中、中盤付近で奪ったボールをチャリがドリブルで持ち込み先制点。その後は一進一退の攻防か続く中、GKマツユウが足でコントロールしたボールを相手選手に奪われてしまい、これをゴールに流し込まれ同
点。前半を1-1で終えます。

 メンバーを入れ替え、逆転目指して後半に入ると、前半と変わって立ち上がりから攻め込まれるシーンが多くなります。GKハルキ、DFカズマ、シュウヘイの守備陣が踏ん張るものの、中盤での攻防で相手選手の圧力をかわしきれず、ボールを奪ってもなかなか攻撃に移せない状況に。不運なミスもあったものの、立て続けに3失点を許してしまいます。

 ここで再び選手交代とポジションチェンジを行うと、代わって入ったチャリが懸命なチェイシングからボール奪取し、ドリブルでゴールを目指すシーンが増え、チームとしても相手の圧力を押し返せるように。すると同様な形からチャリが2得点をあげ、1点差に。押せ押せの状況でしたがタイムアップの笛が鳴り、残念ながら3-4で敗戦となりました。
(結果:3-4★(前:1-1、後:2-3)、得点者:チャリ×3)

 チャリのハットトリックを挙げる奮闘もむなしく、順位決定戦に残念ながら敗れたBチームの多摩チャンピオンズリーグは18チーム中12位という結果で終わることとなりました。リーグ戦を通じ、選手達はそれぞれ成長を見せてくれました。結果的には上位進出とはなりませんでしたが、他チームと比べて技術的にそんなに大きな差があったわけではないと思います。一方で、ギリギリのところであと一歩足が出せるか、球際で相手と厳しく競り合えるか、といったところがやはりまだまだだったかな、という印象を受けました。

 普段の練習からこうしたところを意識して行けば、Bチームの選手達もまだまだ上を狙っていけると思います。技術的なレベルはもちろんこれまでどおり(これまで以上?)しっかり練習してレベルアップを目指すとともに、気持ちの部分でのレベルアップも目指していって欲しいと思います。

 本日も朝早くから、また、会場が2カ所にまたがるという状況で、保護者の皆さんには応援・送迎等をいただきありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

=中村

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