2014年10月26日日曜日

ジュニア4年 多摩チャンピオンズリーグ(第14節)

 本年度からU10(4年以下)のカテゴリで行われている多摩チャンピオンズリーグ(多摩CL)の予選リーグ戦(全8試合)も残り僅かとなってきました。A・B両リーグの1位同士、2位同士が決勝戦と3位決定戦をそれぞれ行う規定になっています。12月に行われるこの順位決定戦に鶴っ子は残れるのか。今日はAチームが小山グラウンドで予選の2試合を戦いました。

○1試合目 vsトヨニ・ユナイテッド・サッカークラブ
 相手は同じ多摩市のトヨニさんです、お互いの手の内を今までの市内大会等で知り尽くしているせいかキックオフ直後はお互いに一進一退の攻防が続きます。しかし、前半6分にこの多摩CLの戦いの中でディフェンス時に戻って守る意識に格段に成長を見せたカイトが相手右サイドの突破にディフェンスに入り、うまく体を入れてファールをもらいます。


 ここでのリスタートで相手DFラインの裏にスペースを見つけたカイトが(ベンチからの声で?)左サイドから斜め方向に走ります。リスタートのキッカー、シュウがハーフウェイラインやや後方に位置する相手DFラインの頭上を越えるキック、走るカイト、走る、相手GKと1対1、決めた!カイト、歓喜!1-0で前半を折り返します。


 後半1分、右サイドのCKケンシンからのボールをゴール前でシュウが(脳天ヘッド?ちょっと頭を振るのが早かったか?)どんぴしゃヘッドで追加点を奪います。その後は勢いある攻撃を続け、相手陣内で試合を運びますが、追加点は途中からトップにポジションを変えたケンシンの中央突破からの1点のみ。

(結果:3-0☆(前:1-0、後:2-0)、得点者:カイト、シュウ、ケンシン)

 試合終了後"あとしん(試合後審判)"に入ろうと着替えのため鶴っ子シートに戻ったところ…。ん?んん?何か違和感。振り返ると、何と荷物が整理整頓されているではありませんか!しかも一人残らず!!素直に成長を感じました。素晴らしい。これが当たり前になるように継続して欲しいものです。


○2試合目 vs東京・小山フットボールクラブB
 2試合目は町田市の小山FCさんです。ホームということもあり声援が凄い。監督に「試合開始直後、特に集中して入るように。球際で負けないように。」と言われてピッチに散って行った鶴っ子達ですが、残念ながら自分のマークするべき選手を外し、足を出すだけのディフェンス、味方ボールの時の距離感が長い(全員が前に走ってしまう)、とちぐはぐ状態に。開始3分に失点を喫するとそこから5分で更に2点を追加されます。自分達で悪い流れを断ち切れません。GKショウのファインセーブが続き、何とか3失点で前半を折り返します。



 後半は特に距離感のバランスを意識するように指示を受けてピッチへ。すると1分に持ち前のスピードを生かしてユウセイが突破し、左サイド角度のないところから決めて反撃の狼煙を上げると、続く3分に右サイドCKケンシンからのボールをタクがファーサイドできれいに合わせて2点目。
 7分には右サイドアタッキングサード手前でボールを拾ったケンシンが中央ユウセイへ、ユウセイがワンタッチでユウキにラストパス、これをユウキが確実に決めて同点。9分に左CKフミヤからのボールをキクが流し込み逆転。続く10分に中央突破からユウセイ、14分にゴール前左でボールを受けてフミヤが追加点、そして試合終了直前にシュウがゴール前からのこぼれ球を蹴り込み計7点。見事勝利します。

(結果:7-3☆(前:0-3、後:7-0)、得点者:ユウセイ×2、タク、ユウキ、キク、フミヤ、シュウ)

 守備の時に少しずつですが体を当てるのを怖がらない選手が着実に増えてきていますが、まだまだ接触を避ける場面が多々見られ、球際に課題の残る鶴っ子。1対1の練習、これもまだ効果を感じるには至りません。また、今日は特に攻撃時の勢いがあり過ぎる点、攻撃のスピードの緩急、組み立て、選手達の距離感にまだまだ課題を感じました。練習から、一つ一つ意識を持って積み上げていこう。

 本日も変わらぬご父兄の皆様のサポートと応援ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

== 稲本

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