2014年7月20日日曜日

ジュニア4年 第10回多摩市招待4年生サッカー大会 1位パート決勝トーナメント

 昨日の予選リーグで見事2勝し、第31期(現中2)メンバー以来の1位パート決勝トーナメント進出を果たした第35期メンバー。先輩は敢闘賞(4位)という成績を収めましたが、これを超えることができるか?しばらく続いた梅雨空の中の貴重な晴れ間の下、多摩市立陸上競技場の芝生のピッチでの戦いとなります。

○決勝トーナメント第1試合 vs川中島SC(川崎市多摩区)
 第1試合の相手は、川崎市の川中島SCさん。昨日の予選リーグでも圧勝で1位通過を決め、聞けば川崎市でも相当の強豪チームとのこと。鶴牧のメンバーは、そんな相手にどんな戦いを見せてくれるでしょうか。

 立ち上がりの数分間は、ユウセイ、ユウキが相手DFの裏を狙った動きで何度かチャンスを得ますが、シュートの精度が今ひとつで、得点機会を生かすことができません。一方、相手は両サイドの早さ、強さを前面に押し出した攻撃を見せ、鶴牧のエンドに攻め込んできます。すると4分、ショウと1対1となった相手選手が、落ち着いてゴールを決め、先制を許します。


 ここでしっかりと踏ん張って、次の攻撃につなげたい・・・ところでしたが、6分、8分、9分と立て続けに追加点を許してしまいます。それも、ここまでの4点、4本のシュートで決められてしまいました。鶴牧の選手も懸命なプレーで守るものの、クリアボールをことごとく拾われ、球際の争いでも優位になれず、さらに2点を追加されて前半を0-6で終えます。

 ベンチに戻ってきた選手達も、暑さの中、思わぬ立て続けの大量失点に気落ちする様子も見られますが、ハーフタイムに、球際で負けないこと、声の掛け合い、味方同士のカバーなど、もう一度基本に立ち返ってプレーするよう伝えてピッチに送り出します。

 すると、前半に比べれば多少落ち着きを取り戻したのか、危ないシーンもあるものの、一進一退の攻防が後半半ばまで続きますが、9分、15分と失点してしまいます。前半から、何度か得点チャンスは作っているので、何とか一矢報いたいと思っていた後半16分、右CKのチャンスにタクが蹴った、ゴール前ややファーサイド寄りのボールを、レイが見事に合わせて待望の得点を決めてくれました。

 
 その後も追加点を目指して戦いましたがタイムアップ。残念ながら1-8の大差で敗戦となり、31期生の敢闘賞を超えるという結果は残せませんでした。

 試合後、涙を流して悔しがる選手もいましたが、キック力やゴール前での決定力、1対1での厳しさといった個人個人の力・スキルからみても、やはり相当差があったというのが正直なところです。これがそのまま試合結果にも現れたと感じられたゲームでした。
(結果:★1-8(前0-6、後:1-2)、得点:レイ)

○フレンドリーマッチ vs南山EFC(稲城市)
 上位進出の夢は絶たれましたが、フレンドリーマッチの機会があります。ここは気持ち良く勝って終わりたいところ。相手は同じ11ブロック、稲城市の南山EFCさんです。これまで戦った機会はありませんが、どの年代もブロック内では結果を出してきた強いチームです。


 選手達は、初戦の敗戦から気持ちを切り替え、目の前の相手と戦うことに集中できている様子。ボールへの出足もなかなかいいな、と思っていた前半1分、フミヤからのパスを受けたユウキが落ち着いて先制点を決めます。これでピッチの選手も落ち着いたのか、初戦に比べれば周りを見たプレーができてきました。ベンチからの声援も大きく、優位な試合展開が続くと、9分にはチャリが右サイドを持ち込んでマイナスに戻したボールをユウキが合わせて追加点。前半を2-0でリードして後半につなぎます。


 後半も、前半と同様、押し込んだ試合展開が続きます。3分には、ケンシンのシュートを相手GKが弾いたところにフミヤが詰めて3点目。この他にもいくつかのチャンスがありますが、なかなか決めきることができません。一方、何度か相手のカウンターを受け、失点を覚悟したシーンがいくつかありましたが、ゴールポストに助けられたり相手シュートミスのおかげで失点につながることはなく、このままタイムアップ。


 大差での敗戦の後、モチベーションの上げ方が難しい試合でしたが、何とか無失点でしのぎきり、最後は勝利で大会を終えることができました。
(結果:☆3-0(前:2-0、後:1-0)、得点:ユウキ×2、フミヤ)

 本大会は、いつもは戦う機会のない他ブロックの強豪チームと力試しができるまたとない機会でした。決勝トーナメントでは、35期生がこれまでやられたことのなかったような大差で敗戦するということにもなりましたが、自分達の足りない部分、これからの練習で積み上げていかなければならないところを再認識できるいい機会だったと思います。

 負けてしまったのは選手達の力だけではなく、技術や気持ちの部分でコーチ達もしっかりと選手達に伝えきれないところがあったからだと思っています。負けたことは悔しいですが、この悔しさをしっかりと次の機会につないでいきたいと思います。

 二日間にわたり、応援・協力をいただきました保護者の皆様にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。また、梅田コーチ、小野コーチ、三浦コーチ、猪俣コーチには、運営本部対応など多大なご協力をいただきました。この他、大会出場選手以外の練習の対応など、他学年のコーチの皆さんには大変お世話になりました。合わせてお礼申し上げます。

=中村

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