2014年7月19日土曜日

ジュニア4年 第10回多摩市招待4年生サッカー大会 予選リーグ

 毎年7月に行われる4年生の多摩市招待大会、今回が記念すべき第10回ですが過去に予選リーグを1位抜けして2日目に'聖地'多摩陸に駒を進めたのは落合SCさんと鶴牧SC31期(2010年大会)のみ。果たして35期のメンバーはどこまでやれるのでしょうか。場所は鶴牧のホームともいえる宝野公園です。

○予選リーグ 第1試合:vs調布イーグルス (調布市)


 試合開始早々から一気に攻め立てる鶴っ子達、開始1分にケンシンとユウキでサイドを崩し、ユウキからのラストパスをユウセイが流し込み先制ゴール。幸先よく先制します。その後も相手のCKのカウンターから5分にユウキ→ユウセイのホットラインで追加点。とここまではよかったのですがここからは攻め続けるものの追加点がなかなか奪えません。集中力を切らしている選手やいつもは献身的にカバーに入る選手がカバーに行かなかったりと、少し大会への心と体の準備ができていない選手も見受けられます。

 ハーフタイムに監督より相手の状況を見極めて自分達の長所であるスピードのある攻撃を仕掛けること、空いているサイドへ繋げるところは繋げていくことを指示されます。しかしながら後半もスピードはあるものの単調な、厚みのない攻撃が続きます。11分にユウキの個人技からの中央突破で追加点を上げると、16分にようやくDFラインのカズマからアンカーのタクを経由して逆サイドへきれいに展開をしユウキが追加点。そして試合終了間際19分にジョウノスケが左サイドを突破してそのままゴール。

 試合後のミーティングで監督よりチャンスの数と得点の数の隔たりが大きいことを指摘されます。これが2日目の戦いを暗示していたことは現場の誰にも予想はできませんでしたが…。次の試合は球際にもっと積極的にいくこと、そして逆サイドのカバーをさぼらないことを確認します。
(試合結果: ☆5-0(前:2-0、後:3-0)、得点者:ユウセイ×2、ユウキ×2、ジョウノスケ)

○予選リーグ 第2試合:vsなかまちFC(世田谷区)
 選手達は相手の試合を観戦して分析をしていましたが、分析、と言うよりも感想に…。相手のシステム、フォーメーションは?戦い方は?もう少し鍛錬が必要ですが、なかなか鋭い指摘も聞けました。空き時間を有効に使って自分達の勝ちの可能性をより高める作業、重要です。


 さて、試合は前半1分も経たないうちに右サイドケンシンの突破から得たCK、混戦の中からフミヤが先制点を奪います。その後も攻め続けるもののやはり追加点が奪えずにいたところ、11分にフミヤが裏への飛び出しからゴール。
 後半はより積極的に回しながら裏を取るように指示されますが、いきなり回せるようになるはずもないのは自明の理。しかし、後半10分までに悩めるエース・ユウセイが3分、7分、10分に連続ゴールをしてハットトリックを達成します。そして試合終了5分までの間にジョウノスケ(16分、PK)、チャリ(19分)、そして交代して入ったレイからこれまた後半から交代で入ったリョウタが20分にゴールを決めて試合を終了します。


(試合結果: ☆8-0(前:2-0、後:6-0)、得点:フミヤ×2、ユウセイ×3、ジョウノスケ、チャリ、リョウタ)

 結果だけを見れば文句なしの予選リーグ1位抜けで多摩市内から4年ぶりの多摩陸行きのチケットを自分達の力で手に入れました。

 最後に監督よりフィジカル・スピードに優れる強豪が待ち受ける多摩陸で一対一で負けないこと、DF時の体の向きと入れ方、カバーリングへの継続的な意識と動き、そして選手一人一人が感じたことへの修正をするように指示を受ける選手達。翌日に控えた決戦の多摩陸へ向けて体調をしっかり整えて、精度の高いキックをするいいイメージを持つように言われてひとまず解散します。

== 稲本

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