2013年6月8日土曜日

ジュニア3年 市大会決勝


 これまでも、市大会で鶴牧同士の戦いはありましたが、決勝戦を戦うのは35期生では初めてのことになります。今回はB対Cの争い。両チームの保護者の方々や、残念ながら準々決勝で涙をのんだAチームの選手も多数応援に駆けつけてくれました。

 試合前、両チームとも優勝する気満々です。普段の練習での紅白戦のようなのんびりムードが漂うかなと思っていたら、以外にも選手達の表情は真剣そのもの。気合いが伝わってきます。コーチ達の心境はといえば、他チームとの優勝を争うピリピリした雰囲気はないものの、チームメイト同士で優勝を争うという展開に、何となく複雑な気分です。
 
 ともあれ、試合開始。両チームとも試合前の気合いそのままにお互いぶつかり合って激しくボールを奪い合い、攻守が目まぐるしく入れ替わります。試合前、「ピッチを広く使おう」と声をかけましたが、全員があまりにも激しくボールをチャレンジしたからか、最近では珍しいくらいの「お団子状態」に。そんな中、Cチームが自陣ゴール前の攻防から跳ね返したボールに素早く反応した選手が、長い距離をドリブルで持ち込んだ後に、冷静にゴールに流し込みCチームが先制し、前半を終了します。


 後半も前半同様激しい攻防に。Bチームの鋭いカウンターにもCチームの選手が懸命のディフェンスで対応すると、その後の攻めから2点を追加します。それでもBチームの闘志は衰えず1点を返して3対1とし、更に攻め込みますが、Cチームに更に1点の追加を許し、試合終了。結局、4対1でCチームが優勝を手にしました。

 試合終了のホイッスルの瞬間、Cチームの選手達全員が大きなガッツポーズで喜びを表す一方で、Bチームの中には悔し涙を流す選手も。見守るコーチとしては複雑な気分でしたが、どちらも最後までよく走り、勝負への執念を見せてくれたと思います。試合後の選手達にも伝えましたが、結果としてはCチームが優勝しましたが、鶴牧SC3年生全員でつかんだ栄冠だと思います。この結果に満足することなく、秋季の大会では再び決勝で鶴牧同士で戦えるよう(更にいえば、トップ3を独占できるよう?)、
しっかりと練習に励んでいきたいと思います。

 本日も暑い中、大勢の保護者の方々にお手伝い、応援をいただきありがとうございました。選手達の戦いぶりをご覧になってわかるように、皆それぞれが成長の後を見せてくれました。これからも子供達をあたたかく見守っていただければと思います。

==中村

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