2013年6月29日土曜日

ジュニア3年 練習試合


 今日は、同じ11ブロックに所属する稲城のプログレッソさんをお招きして練習試合を行いました。宝野公園を2面に分け、プログレッソさん2チーム、鶴牧はABC3チームに均等分けして、それぞれ15分1本を繰り返す形でゲームを行いました。
 春季市大会を優勝・準優勝という結果で終えた3年生ですが、今後を見据えてどこを強化すべきか、何ができて何ができないかをもう一度確認するいい機会です。

 選手達に対して与えた試合前の課題は以下のとおり。
・自分で仕掛け、失敗を恐れない(1対1でのチャレンジ)。
・ボールへの寄せを早く。
・球際で強く当たる(相手に競り負けない)。
・周りをよく見て、ピッチを広く使う。
・お互い、しっかり声を掛け合う。

 以前に比べれば、試合中に集中力が途切れることが少なくなったのは成長したところ。
ボールを持つ相手に対し、多くの選手がアプローチできるようになっています。
ボールへの寄せも、以前に比べれば全体的に良くできるようになってきました。ただ、せっかく相手に近寄っても身体を当てることが嫌なのか、球際で競り負ける選手が何人か見られました。また、もう一歩早い動き出しができればもっと楽に対応できるのかな、とい
うシーンも。
 1対1での仕掛けも出来るようなっています。一方で、わざわざ混み合っている所に突っ込んだり、単純にボールを蹴ってしまうケースも。この辺は、普段の練習からしっかり意識付けをするのが重要だと改めて感じました。
 また、今回もキーパーを希望している選手に少し多めにキーパーをしてもらいまたが、勇気のある飛び出しや鋭い反応でいくつも好セーブを見せてくれました。
 
 ゲームを続けていくうち、結構疲れが見えてきたかな、と思うこともありました。以前ならここで足が止まってしまうところでしたが、お互い声を掛け合い、休憩中にポジションを子供たちで話し合うといったところも成長したところです。

 試合の結果は
Aチーム:2−1、2−1、2−1、
Bチーム:2−0、5−0、2−0、(?−?)、
Cチーム:0−1、2−1、2−0で、
8勝1敗(+α)とトータルでは勝ち越す形にはなりましたが、試合前の課題の出来映えという意味では、今日のメンバーならまだまだできるんじゃないかな、というのがコーチの感じた印象です。

 全体的に見れば、昨年と比べてもずいぶん成長していますが、選手個人を見てみると、単に「出来る・出来ない」ではなく、「やろうとする・しない」といった気持ちの部分や、とにかくがむしゃらでもボールを追いかける子とそうでない子など、個人個人の差
が出てきているのかな?というのがやや気になるところです。

 これから夏休みを迎え、合宿や普段の練習でサッカーに向き合う時間も長くなると思います。
秋の大会でもチーム全員が満足した結果が得られるよう、基本的な技術はもちろん、選手達の「気持ち」の部分の成長も見据えて取り組んでいきたいと思います。

 本日も多くの保護者の皆さんに応援をいただきありがとうございました。また、練習試合にお越しいただいたプログレッソさんには、この場をお借りして御礼申し上げます。
今後ともいいおつきあいをよろしくお願いいたします。

==中村、三上、山田

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