2012年5月13日日曜日

ジュニア6〜5年 春の市内大会


 遂に6年生以下の市内大会が始まりました。
6Aは選手権で期待通りの活躍を見せてくれています。こちらも負けている訳には行きません。
まずはBチームの初陣です。このチームは6年生4名、5年生7名計11名の混合チーム。
はてさてどんな戦いを見せてくれるのか、とても楽しみです。
   
 本日1試合目は、二小Cさんとの対戦となります。スタートは5年生を中心にワントップに6年生のノブを配置する布陣で、5年生がどこまでゲームメイク出来るかを試してみます。
市内大会初戦、そして久しぶりの公式戦と言うプレシャーもあってか“俺が・俺が!”な感じになってしまい入りが悪い。
試合の主導権もボールポゼッションも殆ど掌握しているにも関わらずなかなか得点に至らない。
 再三のチャンスに恵まれながらも何発バーやポストに嫌われ、何発超どフリーで枠を外した事か、応援席からは歓声と悲鳴、そしてため息の連続。試合の大半を相手陣地内で展開しているのに・・・。        
試合開始10分過ぎ、当初の予定通りベンチに控えていた残りの6年生3人を投入し、この嫌な流れを変えようと試みる。
しかしこちらも緊張からか動きが硬く、それまでと同じ様な展開がしばらく続く。
そんな中、動きの中から抜け出したイオリが待望の1点目をたたき込む。
これで勢いに乗る選手達、続けざまに5年生のタクミや今大会待望の背番号10番を背負いキャプテンを任されたシュウゴの2得点により、4対0で前半を折り返す。
ハーフタイム中コーチからは周りが見えていない事、それゆえにプレーが個になってしまい仲間を活かせておらず、その結果窮屈なプレーになってしまい再三のチャンスを無駄にしている事、逆に相手からのプレッシャーが無いのに慌ててボールをはたいてしまい、パスミスをしたり相手に引っ掛かってしまっているとの修正がされる。
 そんな事を頭にたたき込み、気持ちを引き締め直して選手たちは後半のピッチへと戻って行く。ハーフタイム中のアドバイスが功を奏したのか、そもそも持っている本来の動きを取り戻したのか、仲間を活かすプレーやミスをフォローするプレーが徐々に見られる様になって来た。
その結果後半はゴールラッシュ!!イオリ、コウキ(5年生)×3、シュウゴ×2、ダイチによる得点により終わってみれば11対0と言う結果にて試合終了。

しかし、前、後半通してもっともっと得点出来るチャンスが沢山ありました。
点を取れる場面ではしっかりと確実に取りきる!!この当たり前の事をキッチリとやっていかないと、この先もっと強くて抜け目の無い相手と対戦する事になった時に必ず足元をすくわれます。
数少ないチャンスでもチャンスとあらば必ず物にする!その強さを身に付けて行かないと更に上のステージでは通用しません。

1試合を挟んで本日の2試合目。対戦相手は永山Cさんとなります。
休憩中は時間の都合上軽食を摂りながらのコーチからのミーティング。
ウイダーをチュウチュウ、お弁当のおにぎりをパクパク・・・。
確かに「少しお腹に入れていいよ。」とは言ったけど・・・緊張感まるで無し!!この切り替えの早さは強さ故なのか?それとも怖さ知らず故なのか?本当に大丈夫か~!?

そんなこんなで2試合目に突入。・・・おやおや!?今度は自分で仕掛けなくちゃいけない所で全く自分で行けない。
1試合目とはまったく逆の“他人任せ”な感じの入りの悪さ。
1試合目のお灸が効きすぎたのか!?スペースが空いているのに自分でそのスペースに入って行かない、ボールを仲間同士で譲り合う、シュートを打てる場面でシュートで無くパスを選択する。
サッカーと言うスポーツは、相手の怖がるプレー、嫌がるプレーをしなければいけません(当然、ルールの範囲内でなければいけませんが)。これでは相手は全く怖さを感じないでしょう。
そんな味方ベンチと応援席のみを怖がらせ、嫌がらせるプレーの連続のまま0対0で前半終了。この試合だってポゼッションの大半を掌握していたのに・・・。
ハーフタイム中コーチからは今回はある程度周りは見えている事。
しかし今度はパスの選択肢しか無くなっている事を指摘される。
つまり周りを見ると言う事は、今自分が置かれている状況を判断して次のプレーを選択する材料であって、そこから自分で仕掛けるのか、足元でためるのか、パスするのか、自分の中でよりベターなプレーを選択しなければいけない事を確認する。
そして後半突入。やはり本来十分やれるだけのスキルを持っているメンバー達、何かきっかけを与えてあげれば自分達でちゃんと考えてプレーに反映させる事が出来ます。
ここからはコウキ×2、イオリ×2、シュウゴと得点を重ねて行きます。
やはりこちらも5対0と言う、スコアだけ見ればかなり余裕のある試合展開の様にも見えますが、自分達のミスから度々裏を取られたり、カウンターを喰らったりと決して終始安心して見ていられる内容ではありませんでした。

とは言え大会初日の2試合を無失点で勝てた事はとても価値のある事だと思います。
予選リーグ残り1試合(19日、対東寺方B戦)を、今までの集大成としてしっかりと良い形で勝ち上がり,決勝トーナメントへ進みましょう。
そしてより強い相手と数多く試合を経験しながら更に強いチームへと進化して行きましょう。

本日も沢山のお父さん、お母さんに応援に駆けつけて頂き本当にありがとうございました。
本格的に5,6年生が同じチームとして試合をする初日でしたが、応援も学年を超えた一体感のある素晴らしいものだったと思います。
皆で子ども達の成長を見守り、支えていって下さい。
今後ともよろしくお願い致します。

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