2009年9月27日日曜日

新人戦始まる

第53回東京都中学校サッカー新人大会が始まりました。
ここで新人大会についてちょっと説明!
3年生が受験のために引退し、次期トップチームとなる1、2年生の大会です。
東京都は全11支部に分かれ、多摩市は第7支部に所属します。
第7支部は、日南地区と八王子地区に分かれます。
日南地区は、多摩、稲城、日野、町田の各市の中学校が所属します。
今回の新人戦は、日南地区全38校が8ブロックに分かれてリーグ戦を行い、
各リーグ上位2校、計16校が決勝トーナメントに進みます。
この決勝トーナメントでベスト8に入ると、八王子地区のベスト8と
東京都大会進出をかけて戦います。
鶴牧中学校サッカー部は、Gブロックに入りました。
同ブロックには、聖ヶ丘中、多摩中、町田南中が所属しています。

今回の目標はまず、予選リーグの突破です。

残念ながらここ2年、予選リーグ敗退が続いています。
個々の能力が劣っていたわけではなく、
メンバーが11人ぎりぎりで個人の能力を見ながらポジションを
決めていくことができず、チーム組織の中で個人の能力を十分に
発揮させてあげることができなかったためと思っています。
でも、今回は1年生がたくさん入ってくれたので、
個人の能力、適性に合わせていろいろなことが試せるようになりました。
予選リーグを突破して、決勝トーナメントでベスト8に残ることは
十分可能だろうという準備ができました。

前置きはこのぐらいにして、
さぁ、いざ出陣です。

第1戦、聖ヶ丘中(9/26、11:00 Kick Off)
相手は、多摩市夏季大会で 3-0 で勝利したチームです。選手たちは自信を持って
臨める相手ですが、ちょっと自信過剰になることが心配です。














立ち上がりから、練習どおりのプレーができています。アツシ、イツキの両ボランチ
を起点に細かくパスを回します。前があけば、トップのタケルとショウタに、だめな
らば左右のタクかシュンタに。左右にボールが出れば、ドリブルであがるか、サイド
バックのダイチ、カズシのオーバーラップを待ちます。左右で細かいワンタッチパス
を繋ぎながら相手のペナルティエリア内に持ち込もうとします。ここまでは繰り返し
練習してきたとおり、圧倒的にボールを支配できます。ここからどうするかが課題で
す。前回はペナルティエリアの外からでもゴールが見えたらシュートでしたが、今回
はレベルアップして、もう1つ2つドリブルやパス交換でゴールに迫ります。
タケル、ショウタ、シュンタ、タク、アツシとシュートを打ちますが、なかなかゴール
をこじ開けられません。
相手は、前回同様、背が高く、足の速い10番の選手をトップにおいてロングボールを
蹴りこんで走らせるサッカーです。しかし、中盤でしっかりと相手を捕まえているので
チャンスボールが10番の選手に繋がることはありません。たとえ繋がっても、
ジョーとタクヤの2枚のセンターバックがきちんと対応できています。
ここまでキーパーのタイキがボールに触る機会さえ与えません。
前半18分、ようやく試合が動きます。やや右サイドでボールを受けたトップのショウタ
がドリブルでそのまま右サイドを駆け上がり、ペナルティエリアに持ち込みます。
相手キーパーがやや前に出ているのをしっかりと見て、
キーバーの左側の狭いエリアに角度のないところから冷静にシュート。
ゴール!先制です!
これまでと違うのは、キーパーが前に出ていたらループシュートという単純な選択肢
ではなく、ゴール内にパスをするという感覚でシュートしたことです。
先制後はどんどんと前への圧力がかかり、さらに相手ゴールに迫ります。
そして、前半も残すところ後2分、ここで本日のハイライトというべき、圧巻のプレー
が出ます。左側中央よりでパスを受けたサイドのタクが相手ディフェンダーを
ドリブルでかわしながら、ゴールに迫ります。
しかし、相手ディフェンダーが体を寄せ、エンドライン際までいってしまいました。
さて、どうするかと思いきや、きれいな切り替えしをみせて相手をおきざりにし、
中を見て、走りこんできたタケルに冷静にパス。
しかし、タケルは歩数があわなかったのか触れただけでコースもかわらず、
ここまでかと思いましたが、さらにシュンタがつめていました。
シュンタはキーパーを見て空きスペースに冷静にシュート、追加点です。
前半を2-0で終えることができました。















ユウキコーチからは、パスミスや動き出しについての注意があっただけ。このまま、
練習どおりのサッカーを続けるようにといわれ、後半へ。

後半立ち上がり、左サイドでタク、カズシとボールが回り、さらにショウタからゴール
前のタケルへと連続的にボールが繋がり、最後はタケルがきちんと決めて3点目。
ここで、足を痛めているショウタを下げ、ナオキをピッチへ。
ナオキはショウタとプレースタイルが違い、足の速さを活かして、
ディフェンスの裏にボールを欲しがります。
このスタイルの違いに中盤がややとまどったのか、
パスコースが限定される場面が増え始め、前へと急ぐボールが増えます。
そんな中、相手10番にロングボールが通ってしまいました。
タクヤがしっかりと併走し、セオリーどおりに外へ外へと追い出します。
しかし、相手の足の速さと体の大きさに抑えきれず、コーナーフラッグ付近で強引に
折り返されてしまいます。弾道の低いボールがゴール前に。
タイキが反応してボールに向かいますが、
その直前をさえぎるように相手2列目からダイビングヘッド。
きれいにゴールを割られてしまいました。失点!3-1です。
まだ2点リードなのに、なぜか浮き足立ちます。なんで?
パスが弱くなり、前に急ぎます。ボランチが守備に追われ、
攻撃を組み立てられません。
そして、またもロングボールが相手10番に。
10番はジョウ、タクヤと競り合うことよりもシュートを選択。
豪快にゴールを割られたのですが、判定はオフサイド。事なきを得ます。
こんな状態にベンチから声がかけようとしたとき、ダイチの一声。
「もっと中盤でボール回して!」
ボランチの2人と両サイドとのパス交換が徐々に戻ってきます。
ようやくリズムが元に戻りはじめます。
そして後半20分、ダイチのコーナーキック。
ゴール前の競り合いの中でボールがナオキの前にこぼれたところを蹴りこんで4点目。

試合はこのまま終了。

4-1 緒戦勝利です。

次は、10/3 多摩中戦です。これを勝利できれば、決勝トーナメントが見えてきます。
がんばりましょう!!!!!

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