2016年5月7日土曜日

ジュニア6年 春季市大会選手権の部(予選リーグ2日目)

 予選第1日を1勝1敗で終えた選手権組の予選2日目が、旧北貝取小で行われました。1位通過のためには一つも落とせない大事な2試合ということもあって、開始前から選手達には気合いがみなぎっています。

○1試合目 vs 二小SC
 初戦の対戦相手の2小さんも予選初日を1勝1敗で終えており、上位での順位決定戦を迎えるためには絶対に負けられないところ。試合前には、とにかく1対1の部分で負けないこと、前からプレッシャーをかけ、開始5分で圧倒しようと声をかけて試合に送り込みます。


 前半から相手のボールホルダーに対してしっかりとプレッシャーを掛け、複数で囲んでボール奪取、ワイドに展開してゴールに向かって攻撃、といったパターンがいくつも見られます。すると8分、左サイドからのキクの見事なミドルで先制し、その後もマツリ、ヨシトが得点を重ね、守備の面でもしっかりとカバーリングができて相手に得点を許さず、前半を5-0でリードして折り返します。


 ハーフタイムには、コーチからは特別な指示を出すことなく、前半の勢いをそのまま続けていこう、とだけ声をかけ後半へ。


 選手達もしっかりと前半同様、攻守にわたっていい動きを見せてくれます。お互いの声掛けもまずまずできるようになり、特に今まであまり要求する声が出なかった選手が声を出せるように。


 結局、後半さらに2点追加し、7-0で快勝。上位進出に向けた大事な試合で勝利することができました。


(結果:7-0☆(前:5-0、後:2-0)、得点者:キク×2、マツリ×3、ヨシト×2)

○2試合目 vs FC SEISEKI
 2戦目の相手は、これまで予選3連勝のFC SEISEKIさん。この試合に勝てば予選1位通過も可能ということで、選手達も気合いが入っています。1試合目からしっかりと相手選手にプレッシャーを掛けていきますが、上手く交わされたり、1対1でのぶつかり合いでも簡単にやらせてくれません。


 なかなかシュートまで持ち込めない展開が続く中、相手チームのワイドな攻撃からピンチを迎えますが、そこは全員でしっかり守って、相手にも得点を許さず、前半は何とか0-0で折り返します。


 後半、やや疲れを見せる選手でしたが、何とか相手選手に食い下がり、カウンターからのチャンスも迎えますが、ゴールが遠い展開。何とか頑張って1点を、というところでしたが、相手選手のボールまわしについていくのが精一杯。すると残り5分を過ぎたところで、右サイドにボールを振られ、全員がボールウォッチャーとなったところを中央フリーの選手に折り返され、先制点を奪われます。


 ここでしっかりと気持ちを切り替え、まずは1点返そう、というところでしたが、体力的にも相当消耗していた選手達、なかなか攻撃に向かうこともできず、さらに1点を追加されて試合終了。残念ながら、1位での予選通過はなりませんでした。


(結果:0-2★(前:0-0、後:0-2))

 試合後、多くの選手が涙を流して悔しがっていました。コーチから見て、内容的には決して悪くなく、自分たちの力を出して戦ったと思いますが、選手自身としては、「もっとやれるはず」という思いがあったのでしょう。この悔しさがバネとなって、次に繋がることと思います。


 結果的に予選2位通過ということで、優勝決定戦には進めず3位決定戦、というところでしたが、今年は大会形式が若干変更され、予選A組1位×B組2位、A組2位×B組1位の「準決勝」を行った後、多摩陸で決勝戦を行うこととなったため、鶴牧にも決勝進出のチャンスがめぐってくることとなりました。悔し泣きしていた選手達、もう一度チャンスが巡ってきたぞ!

 ということで、次戦は6月18日(土)、予選A組1位の落合SCさんとの準決勝に臨むこととなります。選手権の部優勝を目指して、気持ちを切り替えてこれからの練習に取り組んでいきましょう!

 本日も多くの保護者の皆様から、大きな声援をいただきました。まだまだ優勝のチャンスは残っています。引き続き、多くの声援をいただきますようお願いします。

=中村

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