○１試合目 vs 忠生ＳＣ（町田市）
初戦の対戦相手は忠生ＳＣさん。練習試合で一度対戦したことはありますが、まずはしっかり自分たちのサッカーをできるかどうかがポイント。ところが、試合前から選手達がやや浮ついた様子なのが気になるところ。試合開始と同時にしっかり切り替えられるのでしょうか。
案の定、どうも選手達の動きがピリッとしません。ルーズボールの処理に味方同士お見合いしたり、誰が誰をチェックするのか、お互いの声掛けが不十分だったり･･･。ベンチからも「まずいなぁ」と思った開始２分でした。クリアボールの処理をＤＦが誤り、ＧＫとのタイミングも合わずもたついた間に、相手ＦＷの鋭い動きにカバーする選手もなく、あっさりと先制を許してしまいます。
この後も、どこかちぐはぐな流れを変えられず、どうにも良くない流れが続きながらも、５分に右サイドを上がったケンシンからの折り返しを受けたユウセイの得点に続き、ユウセイ、チャリが得点を挙げて、前半のうちに何とか逆転してリードした状態で折り返します。
ハーフタイムにコーチから、「キツ～い」アドバイスを受けて後半に。相変わらず「いい動き」とまでは行きませんが、多少は修正して、最低限、味方同士の意思疎通とカバーリングの意識は何とか及第点。一方で、攻撃が雑だったり、しっかりとボールを保持しながら展開すればいいところを前掛かりとなってしまったり、といったところまではまだまだ。
スコア的には、３分のフミヤのゴール、４分のソウマのミドルなどを皮切りに、後半で７点を挙げることはできたものの、内容的には（特に前半）まだまだやれるはず、という印象のゲームでした。
（結果：１０－１☆（前：３－１、後：７－０）、得点者：ユウセイ×３、チャリ×２、フミヤ、ソウマ、ユウキ、ケンシン、チャリ）
○２試合目 vs ＦＣレオヴィスタ町田（町田市）
１試合目終了後、監督から思いっきり「気合いを入れられた」選手達、その後１０分ほど選手達だけでミーティングをしていましたが、１試合目の反省を活かして戦えるかがポイント。対戦相手のＦＣレオヴィスタ町田さんは、これまでもＴＭや招待試合含め何度か対戦してきましたが、すっきり勝った記憶がなく、簡単にはやらせてくれないチームという印象です。
試合開始からの入り方に注目していましたが、選手達の動き、お互いのコーチング・カバーリングを見ていると、１試合目の内容を受けた監督からのアドバイスや、選手間でのミーティングの内容がしっかり実践できている様子。相手に対するプレッシャーや、チャレンジ＆カバーの動きができています。
立ち上がりから押し気味の展開が続く中、７分に待望の先制点。右サイドでボールを奪ったチャリが、個人技で相手ＤＦを交わすと、ニアサイドの上に見事なゴール。その後も相手陣内でプレーする時間帯が続き、何度か惜しいチャンスもありましたが、前半は１－０でリードして折り返します。
ハーフタイムの選手達の表情も、１試合目と比べると上々。後半開始からも、前半同様のいい流れのまま試合に入ることができています。時々、相手ＦＷにボールを送り込まれることがあっても、タクを中心に、キク、ケンシンのＤＦ陣の冷静な対応で、シュートまで持ち込ませません。
そんな流れの中、左サイドを上がってボールを持ったキクが、きれいなフェイントで相手を交わして左足一閃、これが見事にゴールニアサイドの上部に突き刺さって追加点。この後も、ピッチの選手全員の集中は途切れることなく、最後までしっかりと守り切ってタイムアップとなりました。
（結果：２－０☆（前：１－０、後：１－０）、得点者：チャリ、キク）
予選リーグも３日目を終えて６戦全勝といい形で終えることができました。特に今日は、同グループ内の１・２を争う強豪相手に、しっかりと勝ち切ることができました。一方で、１試合目のような緊張感の欠けた部分もあり、こうした「ムラ」をなくすことが、残る前期リーグ、また、後期リーグに向けた課題になってくるかと思います。
本日も暑い中、大勢の皆さんに遠くまで応援に駆けつけていただきました。いつものことながら、改めてお礼申し上げます。これからも引き続きよろしくお願いいたします。
=中村
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