2012年1月28日土曜日

多摩市中学校サッカー冬季大会1回戦

今年最初の公式戦、しかしカズマ疲労骨折、シュン発熱、ヒロヤ家庭の用事。メンバーは12人。サブは1名のみ。この前の練習試合は多摩中、多摩大聖ヶ丘に互角以上の戦いをし、今日は部長リクの復帰戦なので楽しみにしていたのですが、いきなり不安な状況です。

1回戦、vs青陵中
苦肉の布陣は、
GK、コウ
DF、ケイ、ミツル、マサキ、レオ
MF、ハルキ、タクミ、リク、ユウスケ
FW、ケント、トモヤ
鶴牧のキックオフで始まります。いきなり相手陣に持ち込み細かいパスが繋がります。今日は左サイドのユウスケのところにボールがよく出ます。ユウスケは後ろからのレオの指示を聞きながら中央のタクミ、トモヤにきちんとボールを繋げています。
いつもチャンスを作る右サイドのハルキの対面の相手ディフェンダーは足が速く、ハルキも完全にはフリーになれません。また、今日のケイは迷いが感じられます。ボールに行くのか、引くのか迷って中途半端になっています。ケイの持ち味であるパスカットにいけません。下がり気味のプレーになるためオーバーラップができません。そのため、ハルキの前にスペースが空きません。最初の10分は相手陣で試合が進みます。シュートもいくつか出ますし、ケントもきちんと前でボールをさばけています。後はいつゴールネットを揺らすかと思っていました。
しかし、10分過ぎから徐々にトラップミスやパスミスを相手に拾われるようになり、パスコースも読まれ始めました。今度は一転防戦一方になります。ミツルがマサキがレオがコウが忙しくなります。自陣から抜け出せなくなります。それでもディフェンス陣が安定しています。マークの受け渡し、味方のカバーとよく試合が見えています。けれど、自陣ではほんのちょっとのミスも失点に繋がります。やられたと思う場面が2回。1回はレオのクリア、1回は相手のシュートがポストに当たる幸運でなんとか前半を0ー0で終えました。

ベンチはリク、タクミの両ボランチが2枚ともあがることを懸念して、リクをワンボランチ、タクミをトップ下にあげ、ケントに変えてタクミFを投入します。

後半、相手キックオフ。どうやら鶴牧のサッカーに慣れてきたようです。パスコースが読まれます。ユウスケとレオの間に割り込まれてレオが引っ張り出される場面が増えます。レオの裏はマサキの運動量でなんとか防いでいます。また、レオもマサキと入れ替わるように中央に戻る動きがスムーズで崩されても不安感はありません。もう一方のケイの裏が不安です。ハルキとケイの間が空くのでそこからドリブルで仕掛けてきます。ミツルがケアしますが、ケイの戻りがやや遅い感じ、まだ迷っているのでしょうか。それでも粘り強く
後半10分。ミツルからハルキの前に絶妙のスルーパスがでます。

ハルキは前を向いてドリブルできる久しぶりの場面、ここで中央を駆け上がるトモヤの足元にこれもきれいなジャストのパス。

トモヤはこれをドリブルでペナルティエリア内に持ち込みます。さらに内側にパスを出したいのですが、相手ディフェンスはトモヤに体を寄せてセンタリングさせません。粘るトモヤが倒れます。残念もう少しだったのに。しかし、ここでホイッスル。ファウルの判定。PK です。うーむ、微妙。まぁ、トモヤの粘りがちとしておきましょう。
これをキャプテンのリクが狙います。

キーパーの動きをよく見て動きとは逆に蹴りこみます。

これで1ー0。
相手は前掛かりになります。しかし、鶴牧のディフェンスは本当に安定してきました。簡単には抜かれません。圧巻はリクのキープ力。久しぶりの存在感です。中央付近で相手2人、3人、4人と囲まれてもボールを失いません。最後は味方にきちんとパスを出すまで2分ぐらい時間を稼ぎました。そんなこともあり、残り15分、守りきりました。
さぁ、来週は準決勝です。相手は落合です。依然として多摩市では実力ナンバーワンのチームです。昨年は0ー4で敗れました。今度こそ、ベストメンバーで一泡吹かせたいと思っています。

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