2009年12月1日火曜日

ジュニア5年/拓コーチから

当クラブ生え抜きの「鶴牧魂」で育ち、5年生担当のタクコーチからもコメントを頂きました

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準決勝 VSトヨニ

試合開始からなんか締まりがなくダラダラとした試合展開、何も知らずに見ればまさか1試合前の準決 (北貝取VS落合)と同じ大会とは思えないほど…
シュートチャンスはたくさんあったがことごとく入らず…ベンチでは「わざとハズしてるのでは。。。」という噂が出るぐらい。
なんとなく試合が進み、気がつけば1−1の同点。このままPKまでもつれて負け、三決で北貝取にボコボコにやられ…まさかの4位!とまで思ってしまいました。この状況はまずいとTAをトップにHHをトップ下にし、より攻撃的なフォーメーションに。その後なんとか2点取り、ヒヤヒヤさせられっぱなしの準決勝は3−1でなんとか勝利…決勝が思いやられるなぁ。しかし、本当に点がほしいときに取るのはなぜかいつもTMですね〜。それだけゴール前まで走ってシュートを狙ってるってことかな。

さて決勝です。予測では決勝の相手は北貝取。春大会でも住信でもやられた相手。今度こそは勝つぞ〜と選手もコーチも燃えていたのですが、相手は北貝取に4−0で勝ち上がって来た落合でした。しかし選手たちの試合前の雰囲気が準決勝とは明らかに違う、決勝だと燃えるのか…?岩田マジックなのか…?。今まで円陣のパターンは「東京・多摩市〜…」か「絶対勝つぞ〜!」の2パターンだったのが「絶対優勝するぞ!」と少し進化。。。そしてアウェーにも関わらずお父さんお母さんもいつもより多め。しかし準決勝を見た限り、どう逆立ちしても落合に勝てるはずがないと思っていたでしょう。
ところが試合開始から数分、先制点はなんと鶴牧!!ベンチでは「さっきの試合の内容から考えてこんなうまい話があるはずがない…このまま終わるはずがない…」と。なんとかもう1点ほしい!選手たちには「集中しろ!集中しろ!」と声をかけていましたが自分たちはドキドキ…。
そんな心配を吹き飛ばすようにDFラインは抜群に安定し、相手の縦パスは待ってましたと言わんばかりにSSらがインターセプト。中盤もいつになく良く走り素晴らしい出来でした。そのまま前半は1−0で終了。
後半になっても運動量が落ちることなく見てるほうも興奮する良いゲーム、そしてついにTYからの浮いたボールをTDが胸でワントラップ、ペナルティーエリアの外からそのままボレーシュートという驚きのゴールが生まれ待望の追加点。その後さらに2点を追加し、なんとなんと4−0での大勝利でした。

今大会で感じたのは、気持ちの入り方でここまで違うものかということ。やっぱり最後は気持ちなのかなと改めて思いました。ハマればうまいし強い、そこが鶴牧5年生の長所であり短所であるかなと思います。今後は多摩市のチームからは追われる立場となったわけですが、これからもサッカーを楽しんでみんなでうまく・強くなっていければと思います。

好きこそ物の上手なれ

でやっていこう。5年生のみんな、おめでとう!!!

=タク

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では石神からもお祝いついでに一言

いつも書いているしコーチや保護者の皆さんにもお伝えしている事ですが
鶴牧はどの学年も低学年の頃は「相手チームにとってはお客さん」(^^ゞゞ
負けて良いとして取組んではいませんが、そもそもパスの選択肢から指導には入らないポリシーがある
試合ではまずは「ダンゴ」。
何をコーチは教えているんだと思われる方々も多いようですが、どの学年で何を与え6年生で一つの形にするパターンに一貫性を持たせている。過去の経験からどの学年がどんな人数でどんな選手が居るかでも多少の変化も有るが、基本線はいつも一緒。

まずはボールを扱う「ボールタッチに自信が無ければ1対1以上の可能性の幅は広がらない」と考えている
基本的な選手の幅を作り上げていかない限り、組織的な戦い等をアレンジしていく事など不可能である

今回の結果は大変喜ばしい成果を選手にもクラブにも もたらしてくれたが、選手個々の「幅の下限」はまだまだ低い所にあると再度認識し、浮かれず着実に「それでも基礎」をまだまだ追求していく事を変えないで積み上げて貰いたいと思っている
クラブの今までからすると結果が早すぎた感もあるが、素直に喜び今以上に戒めて臨んでもらいたいと願う

おめでとう

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