2014年4月19日土曜日

ジュニア4年 春季市大会決勝トーナメント

 惜しくも予選突破ならなかったB・Cチームの思いも背負って、そして目と鼻の先に迫ったハトマークフェアプレーカップの一次リーグを見据えてAチームは春季市内大会の決勝トーナメントに臨みました。

準々決勝 VS 永山A


 開始1分も経たずに獲得した右CK、タクの蹴ったボールをゴール前ユウキが蹴り込んで先制すると、3分後には左サイドをオーバーラップしたケンシンから中央ユウセイ、そして右サイドで待ち構えていたフミヤが冷静に押し込み2点目。その後も攻め続けるも追加点は奪えずに前半終了。


 後半からはDFを交替させて現時点での適性を見極めます。相手の粘り強い守備もあり点を取りあぐねている展開の中、9分にカウンターに飛び出したユウセイへ左サイドに回っていたユウキがスルーパス、ここを冷静に決めて追加点。しかし、12分には右サイドを突破されて失点、もその1分後にユウセイが追加点。準決勝に駒を進めます。
 試合結果: ☆ 4-1(2-0)(2-1) 得点: ユウキ、フミヤ、ユウセイ×2

準決勝 VS 多摩B
 前半開始4分に右サイドから逆サイドに展開したボールに、タイミング良く飛び出したフミヤが左足一閃、逆サイドネットに先制点を突き刺します。フミヤ選手、4年目にして初めてのゴール後の(自然な)ガッツポーズ、こぶしを握り締めます。それを見たコーチ陣はお互いに目を見合わせてガッツポーズしたよね?」。遂に出ましたよ、お母さん!前半は12分にユウセイが中央を相変わらずのスピード違反で突破して追加点を上げ終了。


 
 

 後半になると怒涛の攻めを展開し、ほぼ相手陣内で試合が進み、4分、10分、12分、12分と4点を追加して試合終了。さぁ次は決勝戦です。君達が喜んでいる多摩Bの選手の半分は悔し泣きをしていたのを見たかな。彼等はこの悔しさをバネに秋には更に成長して帰ってくることでしょう。チームは違えど、同学年で同じ多摩市内でサッカーをやっている者同士、切磋琢磨していこう。
 試合結果: ☆ 6-0(2-0)(4-0) 得点: フミヤ、ユウセイ×2、ユウキ×3

決勝 VS SEISEKI A


 予選からまだ不安定なところが見えるDFの適性、選手同士の相性、個々の選手のポテンシャルを見るべく試行錯誤を続けます。割とオーソドックスになってきた布陣の中でジョウ(MF→DF)とケンシン(DF→MF)のポジションを変更して決勝戦に臨んでみますが、全体のバランスが崩れる結果に…。やり慣れていないのは十分に理解できるがなぜこんなにチームのバランスが崩れたのか。
 前半8分に守備時の連携とポジションが緩くなったところを相手右サイドから左サイドに展開されて相手の先制点を許してしまいます。「いい展開になってきた。」コーチは不敵な笑みを浮かべます。しかし、前半終了間際に獲得したFK、タクが蹴ったボールのこぼれを狙っていたユウキが押し込み同点で前半を終了します。


 後半立ち上がりから少し陣形を変えて臨みます。開始1分にユウセイからマイナスのパスをもらったユウキがシュート、逆転するも4分に左サイドのスローインを奪われた後のマークのずれとポジション取りの悪さからカウンターを許し、勢いよく放たれたシュートがGKマツユウの股間を抜けてしまいます。天を仰ぐキャプテンマツユウ、GK練習通りに捕れたシュートだと思っていたのでしょう、普段あまり感情を表に出さないマツユウから悔しさが伝わります。予選では0-3で負けたSEISEKI Aのリベンジの思いも乗ったシュートでした。8分にはゴールキックをカットした後にタクが冷静にミドルを決めて、勝ち越し。このままいくのか、と思いきやまだドラマが…。13分に左サイドスローインの処理にもたつく間に相手にボールを奪われ試合はまた振り出しに。延長戦か、と思われた14分に獲得したFKからまたもやユウキがこぼれを押し込み、再び勝ち越して試合終了。

 最後のFKを蹴ったタクは主審から「蹴っていいよ」と言われていたにもかかわらず、相手の交代選手が守備に入るのを待ってからFKを蹴りました。文句なしのフェアプレー、グリーンカードです!

 優勝おめでとう!これで2年時より'春季'市内大会3連覇です。次こそは秋季も獲ろう!
 試合結果: ☆4-3(1-1)(3-2) 得点: ユウキ×3、タク

 選手達は最後の解散時にコーチより目標の再確認を促されました。市内大会で優勝するのは素晴らしいことだし、一つの誇るべき結果だけど、君達が狙うのはその先の東京11ブロックを突破しての中央大会じゃないのか。監督・コーチから言われたこと、自分でできたプレー・できなかったプレー、個人、そしてチームの目標を明確にして、それを意識して練習に励もう。
 本日も朝早くから保護者の皆様には、会場への送迎・会場当番のお手伝いをいただいたほか、素晴らしい応援をいただきました。また、B・Cチームの選手・保護者の方も、Aチームの応援に駆け付けていただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
 今回、優勝という結果を得られたのも、35期全員の力だと思います。ハトマークフェアプレーカップ、4年生全員一丸になって悔いのないように戦ってきます。

== 稲本

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