2010年12月23日木曜日

レジーナU12 CBX招待

レジーナ3年生以上で「八王子CBX招待」に参加した。
年度末が近づき、6年生にとっては残り少ない試合機会であり、
5年生以下にとっては「きさらぎ杯」を前にしたチーム作りとして
普段の招待試合以上に意味のある大会と位置づけて試合に臨んだ。

6年生のための賞状獲得、勝つことの意義を選手に植え付けさせたいと
帯同コーチは、均等出場ではなく、勝敗にこだわって選手起用を行った。

<予選リーグ1試合目 対八王子CBX戦>
体格・技術とも相手の方が上。
自陣に押し込まれる事が多く、何本もシュートを打たれた。
前半中頃に、中央からサイドに流されたボールをデフェンスが中途半端な対応を
したため、あっさりかわされて、クリーンシュートを打たれ失点。
後半はキーパーM央の好セーブで失点を防ぎ、また玉際の対応も修正できたため
0−1で惜敗。

<予選リーグ2試合目 対MY FC戦>
相手はデフェンスラインから縦パスでボールを回してくるチーム。
相手に思うようなパスをさせないように早いプレッシャーを指示。
1試合目に比べ、相手陣内でプレーすることが多い展開となった。
前半中頃にM希がドリブルで右サイドに上がり、コーナーポスト付近から
絶妙のセンタリングをあげたところをA里が綺麗にシュート。
その後も優勢に試合を進めた。
後半は、相手に攻められることが増え、残り時間が僅かになった頃から
レジーナが「守りの気持ち」に入ったところを突かれ、失点。
そのまま終了時間となり、1−1の引き分け。
午前の予選リーグは、1敗1分けで終わったが得失点差で予選2位となり、
午後の順位決定戦では、3位・4位決定戦に進むこととなった。

<3位・4位決定戦 対国立SSS戦>
順位決定戦の前試合で、帯同コーチが審判担当となったため、
選手達だけで、「勝ち」を意識したウォーミングアップを指示し、
試合に臨んだ。

立ち上がりより、攻めの姿勢が感じられた。
まず相手キーパーとの1対1をM希が落ち着いてシュートを決め1点目。
前半終了間際に、ゴール前混戦のところをM奈が押し込み2点目。
ハーフタイムでは、前の試合で得点後に「攻めの姿勢」を失ったことを教訓に
試合終了まで攻める気持ちを保つよう指示した。
押せ押せムードで後半に突入したところを今度はA音が左サイドからドリブルで攻め上がり、
そのまま相手キーパーの足元を抜き3点目。
最後は、ゴール前のこぼれ玉をYピーがクリーンシュートし4点目。
この試合では、最後まで気持ちを切らさず4−0で完勝!3位を獲得した。

<全体を振り返って>
精神面・技術面で優れている6年生が卒業した後、新しいチーム作りが必要だが、
現在のU11メンバーでまず必要なことは「戦う姿勢」と思う。
技術面では少しづつではあるものの成長が感じられるが、
日常練習で身に付けたことを試合で100%以上発揮するためには、
精神面の強さ・勝ちへの拘りが必要である。
今日の最終試合では参加選手の大半が集中力を切らさず「勝ちたい」気持ちを
プレーで表現できたことが収穫となった。
6年生にとっても、「妹分達」と全力を出し切れたことが順位以上に良い思い出になったと思う。
時節柄、寒風を覚悟していたが天候にも恵まれ、また遠方にもかかわらず多くの保護者の方々が
終日の応援をしてくださったことが、選手を「後押し」したことは言うまでもない。

今年もあと1回の練習を残すのみとなったが、一年間有難うございました。
来年も宜しくお願いいたします。

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