2010年2月11日木曜日

レジーナU12/招待大会へ参加

■ AS稲城招待大会
  AS稲城、調布コスモス、国立SSSガールズ、そして鶴牧SCレジーナの4チームによる総当たり戦で順位を決める大会でした。
  結果は2勝1引き分けで調布コスモスを勝ち点が並びましたが、得失点差で惜しくも準優勝という結果でした。

■ 対 国立SSS ガールズ (1 - 0) 勝ち

  久しぶりの試合と寒さとで立ち上がりは動きが鈍かったが、M希のコーナーキックが相手ディフェンダーに当ってゴールのFar Sideに大きく跳ね上がり、点取り屋のH風がいち早くボールの落下点に走りこみ、そのままボレーでゴールネットを豪快に揺らして前半のいい時間で先制。 その後は徐々に体がほぐれてきて動きが良くなってきたが国立SSSさんの選手も活発になり攻守が入れ替わる試合展開のまま前半終了。

  後半はキーパーをM希に変えてY乃を中盤に入れて6年生4人をフィールドにして、攻撃をより厚くしたが最後まで追加点を奪えずに試合終了。 6年生は久しぶりの試合だったが、ここに来てまた一段レベルが上がったように感じる。 5年生以下も『きさらぎ杯』で新チームで戦ったときよりもボールを扱うことが上達していた。 特にボールを運ぶ(ドリブル) ことが少しずつではあるが出来てきている。

■ 対 調布コスモス ( 1 - 1 ) 引き分け
  調布ステラさんと試合をさせて頂いたときに大活躍してた選手が数名おり、前の試合のAS稲城戦でも鋭いフェイントとドリブルでゴールを量産していたので苦戦は必至。。。 が、2試合連続ということで疲れていたのか立ち上がりは鶴牧が攻め込み、A音の右サイドからのシュートが逆サイドに流れたのを、またもH風が抜群のポジショニングにいて右足で振り抜き先制ゴール! これで目が覚めたのか調布コスモスさんのドリブラーがボールを前に運び鶴牧陣内で守る時間が多くなり前半終了間際にコーナーキックを与えてしまった。 ゴール前に早いライナー性のボールが蹴りこまれ処理に時間が掛かっているところをボレーシュートを決められて同点で前半終了。
  最終ラインの3人は頑張っていたが中盤で追いかけることを怠ることが多かったのと、お互いに声を掛け合うということができていなかったので、後半はボールを追いかけ元気にプレーするようにと送り出す。
  危ない場面も多々あったけど、4年生が中盤でボールを追えるようになり、また前線でも相手ディフェンダーのボールを果敢に奪いに行くことが出来て前半ほど攻め込まれることはなかった。 しかし、攻めても得点を奪うことが出来ずに引き分けという結果となった。
  ドリブルだけでなく、細かなパスやスルーパスなども出せる選手が何人もおり、よく引き分けに持ち込めたと思うが、相手選手の良いところを体感して真似ることができればと思う。

■ 対 AS稲城 (5 - 0 ) 勝ち
  中盤のボランチの選手が腕を骨折しているために本大会に出場できていないために、いつものAS稲城さんのように中盤でピンチを摘み取って前線にラストパスを通して得点という組み立てはできていなかった。 また最前線のドリブルが早く得点能力の高い選手もいなかったようで、明らかにいつものAS稲城ではなかった。

  1、3、5試合目とレジーナにとっては疲労も取れて、また体も冷えずに集中力も下がらない試合スケジュールだったのも手伝って、動きが前の2試合とは明らかに違った。 相手ディフェンダーの隙を突いてショートコーナーを受けた M紀が右サイドの角度のないところから逆の左サイドネットに突き刺す先制ゴール。 M紀がペナルティーエリアの後方でボールを持った時に、ゴール斜め後方で写真を撮っていた私は、『ここで力を抜いたキックでゴール右隅に決められたらなぁ』って思っていたところ、イメージ通りのシュートを放った! ボールは綺麗な放物線を描いてゴールに向かってきて、ゴールネットにそっとスローモーションのように吸い込まれ、『パサ』っていうネットを揺らす静かな音がした非常に柔らかいシュートだった。 あの蹴り方とシュートが決まった後のCool な小さな喜び方からする、かなり自信を持って狙っていたと思う。
 
  4年生も積極的にゴールを目指し、得点こそ決められなかったが全員がゴールの枠にシュートを放つことが出来た。 後半もいい形で攻め込むことが出来て5点も決めることができた。 

■ 感想
  午後から天気が崩れる可能性があるということで、試合進行を少し前倒したり、試合時間を20分ハーフから15分に短縮したりと、状況に応じて臨機応変にスタッフの方々が行なっていました。 アシスタントレフリーは、中学生がお手伝いしてくれて参加チームが審判のお手伝いをすることは殆どありませんでした。 スタッフだけでなく、卒団した中学生選手、保護者の方々と組織だった運営は参考になりました。
最終試合の調布コスモスさんと国立SSSガールズさんとの試合の主審をさせて頂きましたが、相手コーナーキックでもディフェンダーの選手がボールを取りに行ってあげたり、タッチラインを出たボールを保護者の方が戻してくれた際も、『ありがとうございます』とお礼を言える選手がいました。 試合中も、味方にも関わらずタッチラインに出たボールを拾いにいてスローインする選手に渡す際も、『ありがとう』と必ずお礼を言ってました。
 4年弱、少女サッカーで主審をさせて頂いてますが、試合終了の挨拶のときに初めて『グリーンカード』を出しました。 グリーンカードを出すのは少々照れくさく感じていたが、カードを出したら選手の皆さんが嬉しそうな表情に変ってくれました。 
 レジーナの5年生以下の選手もドリブルだけでなく、近くの味方にパスをつなぐということも出来てきているので、足元だけのパスでなく相手の背後をつくようなパスを出せたり、ボールをもらう場所を足元からスペースというところも繰り返し練習して行きたいと思います。 
  寒い中、最後まで素晴らしい大会を運営してくださった AS稲城の皆様に心より感謝いたします。

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