2014年11月3日月曜日

ジュニア4年 多摩チャンピオンズリーグ(第15節)

 本日は、多摩チャンピオンズリーグBチームが第一小学校で2試合を戦ってきました。予選リーグも終盤を迎え、一つでも上の順位を目指しての戦いです。

○1試合目 vs 多摩SC
 多摩SCさんとは、これまで何度となく対戦してきました。直近では、秋の市大会決勝トーナメントで激突し、惜しくもPK戦で涙をのんだところ。試合前、選手達には「前回のリベンジを果たすチャンス。気持ちの面で相手に負けないようしっかり戦おう」と気合いを入れます。


 いつもならフワッとした入り方をする1試合目ですが、今日は前半から、まずまずのプレッシャーをかけられています。1対1の局面でも、まだまだなところもありますが、しっかりボールを奪いに行けています。何度かカウンターのチャンスがありましたが、最後のシュートの場面で若干あわててしまって得点に至らず、前半は0-0で終えます。


 ハーフタイムでは、ピッチを広く使うこと、お互いしっかり声を掛け合うこと等を確認し、後半へ。前半同様、アグレッシブに相手にチャレンジできてはいるものの、ボールを持ったら真っすぐ突っ込む、わざわざ狭い方へ行ってしまうという悪い癖が。チャンスの数では上回っても、無理な体勢や(キックが)届かない位置からではシュートを打っても入りません・・・。結局、そのままタイムアップ。スコアレスドローという結果となりました。


(結果:0-0△)

○2試合目 vs 火の鳥FC(府中)
 2試合目の対戦相手は府中の火の鳥FCさん。3年生の時に練習試合で対戦したことがある相手ですが、その頃と比べてお互いどのように成長しているか。


 1試合目の結果を受けて、むやみに狭いところに突っ込まず、もっとしっかり周りを見て味方を使うこと、練習でやってきたように、相手の動きをしっかり見て(攻守とも)対応するようコーチからアドバイスされて試合に臨みます。ところが、ボールへの寄せはできているものの、反対サイドが見えていなかったり、マークすべき相手を見逃してしまったり。攻撃ではなかなかシュートまで持ち込むことができず、逆に2点を取られて前半を終えます。


 後半は、メンバーチェンジをしながら前半の課題を解消すべく戦います。すると、右サイドにボールを持ち込んで粘ったチャリからのこぼれ球を、キッペイがマイナスのクロス。これをリョウタが落ち着いてゴールに流し込み1点を返します。この流れで逆転か、というところでしたが、1試合目と同じように周囲の状況に関係なく前に突っ込むだけの大味な攻撃ばかりででゴールを奪えず、GKハルキが好セーブを見せてくれますが、1点を追加されてしまいます。全体的には押し込む展開が続くものの、結局そのままタイムアップとなりました。


(結果1-3★(前:0-2、後:1-1)、得点者:リョウタ)

 今日の2試合、どちらも押し気味に進めていたもののゴールに結びつけることができず、勝つことはできませんでした。試合後、何がいけなかったのかコーチから問われた選手達、「周りを使えなかった」、「突っ込むだけになってしまった」、「周りが見えていなかった」ということで、問題点は把握できているようです。でも、分かっているのにそれを試合で出せないことが大きな課題。また、ボールを持って一人で突っ込むだけでは、もはやサッカーではありません。もっと仲間を信頼して、お互いサポートし合う意識が出てくれば、というところでしょうか。

 もう一つ、多摩チャンピオンズリーグBチームの選手達の大きな課題は「試合中に声が出ないこと」。試合後や、アップしているときは(遊び半分、ふざけ半分もあるかもしれませんが)大声ではしゃいでいるのに、試合中となると全くと言っていいほど声が出ていません。やればできるのに、やらない(やれない?)ところ。こうした部分が試合内容にも出てしまっているような気がします。今後この選手達がどれだけ成長していけるのか、自分自身でしっかりと考えて欲しいところです。

 多摩チャンピオンズリーグ予選も来週行われる1試合を残すのみ。勝利で終われるよう頑張っていきたいと思います。

 本日も多く保護者の方々からサポート・応援をいただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

=中村

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