【一日目：予選リーグ】
猛暑の中、秋葉台小学校で行われた予選リーグ２試合を戦ってきました。が、夏休みということもあり欠席者が多く、集合時点で８人ギリギリ。急遽、キッペイの弟のジュンペイ（４年）を助っ人として臨むこととなりました。
○１試合目 vs 清水北ＦＣ（八王子市）
予選リーグ初戦の対戦相手は八王子市の清水北ＦＣさん。バーモントカップ予選で対戦しましたが、８人制での対戦は初めてとなるお相手です。
立ち上がりからしっかり相手に対してプレッシャーをかけ、球際での争いにも負けていません。体格的には上回る相手にもしっかりチャレンジできています。
そんな中、ヨシトが左サイドをドリブルでゴールライン際まで粘って持ち込み、角度のないところからゴールに流し込んで先制すると、自陣でボールを奪ったリョウタロウがスピードを活かして相手ゴールに一直線。これをしっかりと決めて、前半２点をリードして後半へ。
後半も同様の流れが続きますが、この暑さで若干疲れたか、やや相手の動きについて行けなくなる部分もありましたが、危ないところではしっかりと守備できています。後半から投入したジュンペイも、ボールを奪うとゴールに向かって仕掛けるなど積極的な動きを見せてくれます。
相手に１点を決められるものの、それ以上の得点を与えることなくしっかりと守り切って試合終了。初戦を勝利で飾ることができました。
（結果：２－１☆（前：２－０、後：０－１）、得点者：ヨシト、リョウタロウ）
○２試合目 vs 松が谷ＦＣ（八王子市）
２試合目はホストチームの松が谷ＦＣさんとの対戦。先日の鶴牧招待でも対戦しましたが、大きく、速い選手もいて手強いチームです。
１試合目の勝利のいいイメージをそのまま保って試合に入りますが、相手選手のスピード、プレッシャーが強く、なかなか攻撃の形が作れません。
ＧＫイッチャンをはじめとする守備陣もしっかり頑張っているものの、徐々に相手に押し込まれる形が多くなり、対応も後手後手に。そんな形で前半は３点を失い、リードされる形でハーフタイムを迎えます。
なかなか攻め手が見つかりませんが、しっかりお互い声を掛け合い頑張ること、まずは１点を返すことを目指して後半に臨みます。
試合展開は前半と同様、押し込まれることも多かったですが、相手の攻撃に対してもしっかり対応できるようになり、追加点は許しません。あとちょっとでゴール、というシーンもありましたが、残念ながらゴールを挙げることはできずこのまま試合終了。予選リーグは１勝１敗で２位となり、２日目は２位トーナメントに臨むこととなりました。
（結果：０－３★（前：０－３、後：０－０））
とにかく暑い日でしたが、交代枠も少ない中、選手達は頑張って走りきっていたと思います。体力・技術とも、昨年から見てもしっかりと身についてきています。明日の２位トーナメント、２連勝目指して頑張りましょう。
【二日目：２位トーナメント】
○２位パート準決勝 vs 東八王子フットボールクラブ （八王子市）
前日に自分達の力で手に入れた場所で戦う準決勝、勝敗に拘ろう、と発破をかけられて２位パート準決勝のピッチに入っていった選手達でしたが、試合は相手優位で展開していきます。
何度か決定機を与えてしまうものの、アンカーのカズマが、センターバックシュウが、最後まで諦めず喰らいつき、サイドのハルトがしっかりとカバーに入り、と得点をそう簡単には許しません。但し、奪ったボールの展開が単調になってしまい、リョウタロウがサイドを泳いで突破する等チャンスは単発でしか訪れません。
やはり相手ペースで進む試合展開の中でサイドをスピードのある相手選手に突破されて２失点してしまうものの、味方の奪ったボールをハーフウェーライン手前でもらったヨシトが快足を飛ばし左サイド２人のＤＦを振り切り、ＰＡ内に侵入、角度のない所をから１点をもぎ取ります。チームも前半はこのまま耐え切りスコアこそ１－２ですがこちらに勢いを残した状況で試合を折り返します。
ＨＴにベンチ内で細かい修正を行い勇んで臨んだ後半でしたがこの日１得点のヨシトにアクシデント発生、相手との交錯プレーで右足親指付け根を痛めてしまいます。本人はベンチに両手で丸を送りできる、とアピールしてその後も泣きながらプレーをするものの残念ながら後半のCooling Breakでリタイア、ここでヨシトのためにも、と更なる奮起を期待したのですが追加点を入れられて試合終了となりました。
もっと戦えたのではないかと、選手に話そうと考えていた矢先、ＧＫイッチャンが少し興奮気味に試合のフィードバックをくれます。「みんなもっと戦えたはず、３点目を入れられて諦めてしまっていたんじゃないか。もっとできたのに。」確かに後半終了間際も同じ様に叫んでいたイッチャン、いいよ、その気持ち！
さすがにバテたかと思えた選手達はその後チームミーティングを終えた後にスキップ状態でドラゴンスライダーを滑るべく隣の公園に旅立ったのでした…。
（結果：１－３★（前：１－２、後：０－１）、得点者：ヨシト）
○２試合目（フレンドリーマッチ）vs 町田ＪＦＣ （町田市）
痛みが引かないヨシトを全員で見送った選手達は最後は勝って終わろう、とフレンドリーマッチに臨みます。
この試合も相手に押し込まれる展開が続きますが全員がきっちりと球際で戦い、最後に相手にいい状況は作らせません、ハードなグラウンドを恐れることなくスライディングしてクリアするハルト、クリアが弱くサイド相手ボールになるも直ぐに立ち上がりゴール前まで果敢に戻りもう一度スライディング、今度は相手の足にボールを当ててゴールキックをもぎ取る等、互いにいい闘う気持ちの相乗効果が見られます。
こちらもベンチからの指示があった様に無暗に蹴らず状況のいい味方選手を使って素早いカウンターを繰り出そうと何度となくカズマとルイを中心にサイドスイマーリョウタロウを使ってチャレンジをするものの、決定機を作るまでには至らず前半を折り返します。
ヨシトが離脱し、交代選手のいなくなった選手達でしたが後半も決定機を作らせず、逆に相手陣地内深い所からのクリアをカナメがハーフウェー過ぎた当たりからダイレクトでシュート、前に出ていた相手ＧＫの頭上を抜き先取点をもぎ取ります。
吠えるカナメ、雄たけびを上げるカナメ、プログレッソ招待で決めたシュートのいいイメージを大切に打った、正に気持ちのこもったシュートでした。
ここで終わらないのがサッカー、試合終了１０秒前、この試合でカズマ、シュウ、イッチャンを中心に一度も破られていなかった中央を更に前掛かりになった相手に突破され、逆サイドネットにこれまた気持ちの入ったシュートを決めらてしまいます。無情にも試合終了。引き分けでこの大会を終えることになりました。
（結果：１－１△（前：０－０、後：１－１）、得点者：カナメ）
猛暑の中、二日間にわたり、多くの保護者の方々のご協力と、大きな声援をいただきました。ありがとうございました。 また、大会にお招きいただきました松が谷ＦＣの関係者の皆様、この場をお借りしてお礼申し上げます。今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
== 稲本、中村
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