2015年1月17日土曜日

ジュニア4年 多摩チャンピオンズリーグ優勝決定戦

 7月下旬から始まった多摩チャンピオンズリーグもいよいよ最終日。昨年末にBチームが順位決定戦に臨み、惜しくも敗れて12位という結果となりましたが、今日はAチームの優勝決定戦。ホームグラウンドの宝野公園で、Bチームの選手達の予選での借りを返すべく勝利を目指します。
 対戦相手は府中のストロングボーイズさん。Aグループを無敗で突破してきた強豪です。Bチームとの対戦でも、しっかりワイドにボールを回し、前線の速い選手を生かした攻撃をしてくるチームという印象です。

 前半開始から鶴牧が若干攻め込む展開が続きますが、「縦に縦に」急ぐことが多く、ピッチの幅を有効に使えません。最近の試合でも、急ぐ必要がないのに急いだり、単調に縦にドリブルすることが多く、もっと状況を見てパス・ドリブルの使い分けを判断することを練習テーマにしていますが、なかなか難しいようで・・・。


 それでも中盤左からのボールをタクが受け、上手くボールを運びながら右サイドのケンシンに合わせたスルーパス。これをケンシンがしっかり決めて先制。その後、一瞬の隙を突かれてDFの裏に抜けたボールから、ゴール前の混戦で相手シュートが手に当たったとの判定でPKを献上してしまいます。決められると嫌な展開だなぁ・・・というところでしたが、相手シュートは幸運にもGKショウの正面。何とか事なきを得て、気分を切り替え攻撃に転じると、相手右サイドからのCKをタクがニアに蹴り込み、ケンシンがしっかり頭で合わせて追加点。2点リードで前半終了。


 後半も、縦に急ぐ傾向は変わりませんが、こちらがやや押し込む展開。早めに追加点をというところでしたが、鶴牧左サイドの相手CKからのボールが、フリーで待っていた相手選手に渡り、これを上手く流し込まれて1点差に。これもボールの方向に意識が行ってしまい、人を見ることを忘れてしまうという最近の課題が出てしまった失点でした。


 この後やや目が覚めたか、これまでちょっと甘かった相手選手への寄せができるようになってきます。すると相手パスを上手く奪ったケンシンがドリブルで持ち込み3点目、ハットトリックを決めます。選手達もリラックスしてきたのか、後半も半ばを過ぎて動きもよくなり、ピッチの幅を使えるように。その流れの中、左サイドでボールをもったフミヤが、あまり角度のないところからグラウンダーでの左足シュートを放つと、見事決まって4点目。聞けばしっかりGKの位置を見て狙い澄まして蹴ったとのこと。コーチも感心するシュートでした。その後も、得点こそ奪えないものの、後半から入った選手たちがいいドリブル、パスを見せてくれて、何度かチャンスの形を作ることができました。


 試合はこのままタイムアップ。優勝という結果を手にすることができました。Aチーム15名の選手達、また、Bチーム含めた鶴牧35期全員で勝ち取った勝利です。約半年にわたるリーグ戦で、選手達もどんどん成長し、戦える子が増えてきました。優勝という結果だけでなく、個々の選手の成長が見られたことが、このリーグ戦で得られた最大の成果だったと思います。まだまだ課題はありますが、この結果を糧にして、新しい年も選手達がしっかりと上達・成長していけるよう取り組んでいきたいと思います。
(結果:4-1☆(前:2-0、後:2-1)、得点者:ケンシン×3、フミヤ)


 毎回、送迎や応援に多くのご協力をいただきました保護者の皆様、また、審判の協力をいただいた審判部の皆様、おかげさまで優勝という結果を手にすることができました。ありがとうございました。

 また、今回のリーグ戦で事務局として日程調整等をいただきましたFC SEISEKIの皆様には、運営に当たりいろいろご苦労をおかけしたかと思います。改めてこの場を借りてお礼申し上げます。

=中村

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