2011年12月10日土曜日

ジュニア6年 秋の大会 選手権

多摩市秋季大会 選手権の部

決勝戦 VSトヨニ

晴れ渡る空の下、富士山がきれいに見えた朝。いよいよこの日がやってきた。
思えば10月30日初戦東寺方戦の黒星からスタートし同日落合戦引き分け、
どん底の崖っぷち(西落合小の悲劇)。
目標である優勝ははるか彼方へ遠のき5・6位パートも覚悟した。
11月20日ここで執念とも思える闘いぶりをみせトヨニ戦、北貝取戦共に1-0での
勝利に加え他チームの戦績にも鶴牧の風が吹き予選2位通過を決める

(和田公園の奇跡)。
12月4日準決勝SEISEKI戦、前日4種定例会後にあった忘年会のゲームで景品を3
個もゲット!勢いそのままにゴールも3つで勝利。(旧北貝取小、強運の継続)

そして12月10日多摩市陸上競技場にて決勝戦頂上まであと一つ。

ロッカールームでの選手達、震えてる子、顔面蒼白の子、ものすごい緊張が伝わって
くる。一人一人が最後まで諦めることなく頑張り続けた結果ここにこうしていられ
る。ただの頑張りでは無い。もう死に物狂い、執念、がむしゃらさ・・・とにかくど
ん底から這い上がろうとする非常に強い気持ち。でも、もういいよ君達のチームワー
クでここまでこれたんだ、本当によくやったと思う。負けても準優勝、すげぇじゃん
か。この舞台で精一杯サッカーを楽しんでくれればそれで良い。

怪我と闘いながら自分の出来る事を見つけチャレンジしてきた子、ヘディングが怖い
けど勇気をだして競りにいけるようになった子、ボールを失わないよう必死にキープ
できるようになった子、チームの為に走り続ける子、1戦1戦目的を持って試合ごとに
成長しつづけた。そんな君達が仲間を信じ絶対諦めない気持ちをここまで持ってきた。
出来る事ならなんでもする絶対こいつらに勝たせてやりたい、内心そんなことを思っ
ていたら試合前からポロリ。
各コーチ陣からのアドバイスに耳を傾けながら徐々に闘う戦士の顔に。
勝利へのイメージトレーニングを実施し、いざピッチへ。
前半:開始15秒左サイドで得たFKのチャンス。直接狙わず合わせたボールだったが
ゴール前を横切ってしまう。直後相手が中央突破のドリブルから勢いにのってシュー
ト。ゴール右上へのコース、ヤバ~イ。しかし今大会絶好調のGKがアチョ―、左手一
本ではじきだす。その後も押し込まれピンチの連続。GKとDF陣の頑張りが目立つ。

後半:さあ風上、しかも太陽を背負っての攻撃。前半GKにとってはとても守りにくい
状況をしのいで流れを引き寄せたいところ。そこを考慮して23分、25分とミドル
シュートを放つが枠をとらえきれず。チャンスらしいチャンスを作り出せないまま30
分自陣ゴール真正面でFKを与えてしまう。キッカーはトヨニの最重要人物10番の選手。


強烈なシュートがゴールに向かってまっしぐらGKジャンプも届かず~~~が、バイ―ン。
クロスバー直撃で助かる。その後もCKから再三のピンチ、極めつけは39分自陣ゴール正面
ペナルティエリアすぐ外でファウルを受ける。ボールをセットしロングフィードを試み
たがズルッと軸足滑らせボールは相手10番の前へコロコロ。。。転んだ選手を交わされ
GKと1対1。絶体絶命!なんでこの時間帯に~頭を抱えた瞬間、放たれたシュートは
左へ大きくそれた。
40分闘い0-0のまま延長戦へ。


前半動きの無いまま後半6分中央からのスルーパスが通りチャンスを演出したがシュート
までは持ち込めず。最後まで集中しろといった矢先の9分右サイドを10番の選手に
サクサク4人抜かれマイナスのボールに合わされゴールを決められる。完全に崩された
瞬間だったがその前にゴールラインを割っていた。和田公園でもまるっきり同じ展開
があった。
延長戦10分も闘い終えいよいよPK戦に突入。
ここで殊勲の痛手を負っているGKから全ての責任を負うがごとくキャプテン自らGKへ。
トヨニの先攻でPK戦開始。

トヨニ1本目:左隅に蹴ったボールをGKはじく。×

鶴 牧1本目:ほぼ真正面にいってしまいGK足ではじく。×

トヨニ2本目:右に蹴ったボールをGKまたもはじく。×

鶴 牧2本目:右隅にしっかり決める。○

トヨニ3本目:右上に落ち着いたシュートが決まる。○

鶴 牧3本目:右上に強いシュートが決まる。○

トヨニ4本目:右に蹴ったボールをGKまたまたはじく。×

鶴 牧4本目:決めれば勝ちだが左ポストにあてる。チーン。×

トヨニ5本目:左に蹴ったボールをGKここでもとめる。×

PK2-1 ☆

一瞬の間があり、スタンドからベンチからウワァ~!!!!!

優勝の瞬間!(多摩陸の歓喜)

ついについにやりました!選手権の部、優勝です!選手の皆、おめでとう、そして感
動をありがとう。



君達の並々ならぬ優勝への強い気持ちを最後に結果として残せたね。
今日この舞台に来れなかった仲間(1番・10番・11番)の分もしっかり闘ってく
れたし、なにより「ここはホームか?」と思うぐらいのスタンドからの声援、試合中
も鳴りやまない「ツルマキッ!」コール。

本当に大勢の方々に見守られ、熱い応援に後押しされたと思います。
試合内容では随分おされていましたが最後の最後のところで踏ん張りよく0点に抑えたと思います。
この勝利は保護者含めクラブ関係者全員の気持ちが鶴牧の風となって吹いたのでしょう。


保護者の皆様には当日のシャンパンファイトならぬジンジャ―ファイトのセッティング
までしていただきありがとうございました。

担当コーチを代表して今一度皆様へ感謝申し上げます。

ほんとにほんとにほんと~にありがとうございました。m(__)m

2 件のコメント:

stance さんのコメント...
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stance さんのコメント...

優勝おめでとう!             こっちは最後の県大会をPKで敗退したのに鶴牧はねばってPKで勝ったからこっちの運が全部鶴牧にいったんだと思う・・・   でも本当に小学生最後の秋の大会優勝おめでとう!                                                                                                                           しょうた