vs 稲城五中
さぁ、いよいよ強豪との対決です。昨日のようにふわぁーっと試合に入ると簡単にやられるので、最初から全開で行くように、そしてきちんと首を振って、声を出して気持ちで負けないようにと指示を受けてピッチへ。
相手キックオフで試合が始まりました。まずは相手を追い込んで相手陣内でボールを奪い、アグレッシブに攻め込みます。
ほとんどボールを支配し、右サイドのショウタから相手を崩していきます。なんどもチャンスを作り出し、ゴール前に襲い掛かりますが、ゴールをこじ開けることができません。そんな中相手の右サイドから前線への長いパス。相手10番が抜け出します。それをフォローするように11番が上がり、二人でディフェンスの裏へボールを持ち込みます。ここではキーパーが判断よく飛び出し、シュートに体を投げ出して防ぎました。どうやらこれが相手の攻撃パターンです。しかし、パターンがわかれば今のディフェンスはそうは簡単に抜かれません。再度、押し気味にボールを支配します。
でも、相手ディフェンスが体をはって守ってくるため、なかなか決定的なチャンスにはなりません。何度もゴール前の混戦に持ち込みますが、得点になりません。こうやって押しているときに得点しないと、流れが変わるのではとベンチは少し心配に。
17分過ぎ、ベンチの心配が現実になります。ディフェンスとボランチのパス交換が少し甘くなったところを相手10番にボールをさらわれます。そのままディフェンスを振り切るように抜け出され、キーパーが飛び出すも失点。
0ー1
ワンチャンスを得点に結び付けられてしまいました。ここから、相手の圧力が高まり、出足が速くなります。決してうまいというプレーではありませんが、強く体を当ててくるため、だんだんとリズムを崩されていきます。なかなか攻め込むことはできなくなりましたが、決して攻め込まれているわけではないので、なんとかしたいものです。選手達の気持ちは切れていません。でも、相手もしっかりと体を張って守ります。特にディフェンスのセンターラインがしっかりとしています。時間だけが無情に流れ、決定的に崩すことができずに前半終了。勝っている試合は長く、負けている試合はなんと早く終るのでしょう。
ハーフタイム。
ベンチの指示は特になし、一点差のゲームは追う立場の方が強い、同点にすれば勝ちが見えてくる。立ち上がりのようにがんばってゴールをこじ開けてこようと送り出します。
後半開始。
でも、やっぱり相手は都大会に何度も出場している強豪です。こういうときの戦いをよく知っているのでしょう。先に相手が仕掛けてきます。決して守りには入っていません。あまりの圧力とあたりに、ずるずると道を明けてしまう場面が出てきます。きちんと体を入れてボールを取りに行かず、足先でかわそうとする悪い癖が出始めます。今日の相手は、こういう消極的なプレーにはかさにかかって攻めてきます。きちんと体を入れ、相手のあたりにひるんでいないのは、ショウタとシュンタぐらい。イツキですら半身になり始めています。相手の強いあたりは前や横だけではなく、後ろからもあり、流石にベンチもファールを取ってほしいと思う場面もありましたが、上を目指すなら、これぐらいのあたりでひるんで欲しくないという気持ちもあります。
それでも、大きなチャンスを作り出しました。右サイドからのドリブルでショウタがうまくキーパーを前につり出し、ゴール前に折り返し、タクがフリーでがら空きのゴールへ。しかし、そこに後ろから強いあたり、バランスを崩し、ボールはクロスバーにあたって跳ね返ります。審判のジャッジはそのままプレー続行、ゴール前にはタクが倒れたまま。
うーん。
これが最後のチャンスでした。そのまま崩せず、残り2分。タクヤを残し、ディフェンスも攻撃に参加するように指示。そこへ相手のキックが前線へ。鶴牧のベンチ前、明らかなオフサイドポジション、しかし副審の反転が遅れ、オフサイドの旗はあがらず、そのままキーパーと一対一で失点。そして終了のホイッスル。
0ー2の敗戦です。
すべてのチームが受け入れるべきことですが、できれば、選手達には相手の11人だけと試合をさせたい。11人の相手以外のことも気にしなければならない試合は残念です。
でも、これはすべて敗者の言い訳です。自分達が先にチャンスをものにできなかったことがすべてです。
さぁ、気持ちを入れ替えて、来週の最終戦を勝利して、予選突破に望みをつなぎたいと思います。
勝って勝ち点を9にすれば予選突破、引き分けで7に終ると3位のチームとの得失点差争いになる可能性があります。
現在の状況
1位 稲城五中 2勝、勝ち点6、得失点差+3
1位 鶴中 2勝1敗、勝ち点6、得失点差+3
3位 稲城一中 1勝1敗1分、勝ち点4、得失点差±0
4位 日野四中 1敗1分、勝ち点1、得失点差-1
5位 町田南中 2敗、勝ち点0、得失点差-5
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