予選一戦目は薄氷の勝利でしたが、本日の第二戦はどのような戦いを見せてくれるでしょう。
vs町田南中
相手は11人ぴったり。1年生が4人入っています。ただ、ヴェルディ出身のコーチに教わっているそうです。どんなサッカーをしてくるのでしょう。
相手キックオフで試合開始、シュンタ、タクがいつもどおり前線からプレスをかけます。その間を縫うようにグラウンダーの鋭いパスが中盤へ。そこはボランチのイツキが対応し、自由にはさせませんが、しっかりとしたプレーをしてきます。イツキがカットしたところにすぐに体を寄せてきます。相手がしっかりとした対応をしてきているので、同じようにきちんと応対しなければいけないのですが、またまた悪い癖です。足先だけで相手をあしらおうとします。当然抜ききれず、パスも弱く、リズムを作れません。序盤は相手の方がボールを支配します。それでも、練習の成果でしょう。決定的に崩されることはなく、膠着状態になります。右サイドのショウタはなんどかスルーパスに抜け出しますが、左サイドのダイチがボールをキープできません。何とかリズムを戻そうと、足元への短いパスを繋ぐように指示しますが、聞こえているのかいないのか、返事をするのはタケルだけ。ただ、きょうはボランチのイツキの動きが目立ちます。中盤相手が繋ぐパスを再三カットし左右に散らします。でも、どうしてもパスが一本しか通らず、チャンスにはなりません。そうこうするうちに、コーナーキックを貰います。こんなとき、局面が変わるのはセットプレーかも。ベンチの期待を受けて左サイドからシュンタが上げたボールはゴール前に、そこでダイチが競り勝ちヘディングシュート!残念、ちょっと体勢が崩れて枠外へ。徐々にリズムが戻り始め、ゴール前に持ち込む場面は増えましたが、シュートには繋がりません。そして前半17分、今度は右サイドからのコーナーキック。今度もシュンタのボールはきれいにゴール前に、そこへ左から右へ斜めに走りこんだイツキがしっかりと首を振ったヘディングシュート。ボールはゴール左隅へ、先制!!!
ここで、ようやくエンジンがかかります。見違えるように動きが早くなります。やっぱり緊張していたのでしょうか。得点をあげた直後の18分過ぎ、ショウタが右サイドをドリブルで進みます。しかし、相手サイドバックもむやみに飛び込まずに応対してきます。そこへ、タケルが大きな声をあげてショウタの右をすり抜けるように前へ出ます。相手サイドバックはタケルの動きに意識が行きます。ショウタもそちらへ体を向けますが、次の瞬間切り替えして前を向きます。相手は完全に逆をつかれ、前が開きます。そこをショウタが冷静にシュート。ボールはキーパーの手が届かない左上隅へ。得点!!2ー0です。
さらに、20分過ぎ、またまた右サイドをショウタがドリブルでかけあがり、ゴール前を通過するような鋭いセンターリング、そこへダイチが飛び込みます。相手ディフェンダーと競り合いながらも体を投げ出しシュート。得点!!!3ー0
ここで前半終了。
さぁ。押せ押せムードで後半開始。開始直後、今まであまり崩せなかった左サイドをダイチとのパス交換でカズシが駆け上がります。相手サイドバックをかわして中へ切れ込むドリブル。そして練習どおり右足のインサイドキックでゴールファーサイドへグラウンダーのシュート。キーパー届かず、ボールはファーサイドのポストに当たりゴールに吸い込まれたかに見えましたが、真横に跳ね返ったようで、キーパーが拾って、ノーゴール (あれは入っていたと、試合後のタクの弁)。
後半はボールの支配率が上がりましたが、相手もしっかりと練習しているようで、なかなか大きく崩せません。またしても膠着状態に。ここで第一戦は流れを変えられなかったので、ミッチャンに変えてリクを投入。ただ、一年生同士の交代はやっぱり大きくリズムを変えることにはなりません。ただ、流れが悪くなることもなく、きちんとできています。でも、これからはベンチワークも大事になるのではと先生と相談して、リードしているので一回大きくポジション変更をしてみましょうということになります。大きな変更なのでプレー中にベンチからの指示だけで変えることは困難と考え、もう少しリクのプレーを見てみたかったのですが、ポジション変更を伝えるために、再度ミッチャンをグラウンドに戻すことにしました。新しいポジションはダイチを右サイドバックにタクを左サイドに、シュンタを右サイドに、ショウタをトップ下に、そしてタケルをトップにという、彼らが一年生当時のフォーメーションです。
まぁ、手前味噌かもしれませんが、リズムは変わりました。前へのスピードが速くなります。右サイドのダイチのオーバーラップもシュンタのワンタッチプレーでスピードがあがります。もっともすごかったのはタケルのプレー。よっぽどフォワードに戻りたかったのでしょうか。後ろからのパスを受けての反転や、ワンタッチでディフェンスをかわすプレーなど、いろいろと見せてくれます。でも、シュートを打てないですねー。
前線でボールが動くので一段とイツキが自由に動きます。ただ、シュートを上にはずしてしまうのはいけませんね。いつもユウキコーチに言われているでしょう。「バーの上で助けてくれそうなのはカラスだけだよ」って。ゴール前の混戦でいつもびっくりするのはタクのシュート。よくまぁ混戦の中でシュートを振りぬけるものです。ただ、今回はキーパーがうまかった。得点できません。崩せそうで崩せないまま、後半残り2分。またもやタクです。左サイドからキーパーと左ポストの狭いところへきちんと決めて、ゴール!!!4ー0
そして試合終了。
4ー0の勝利です。第一戦はディフェンスのがんばりで試合を作り、第二戦は中盤のがんばりで試合を作りました。流れはよくなってきました。さぁ、明日勝てば予選リーグ突破が見えてきます。相手ホームへ乗り込んでの稲城五中戦。完全なアウェイでの試合です。強い気持ちで戦いましょう。
明日は、vs稲城五中(場所、稲城五中 KO:11:30)です。
現在のリーグの状況
1位、鶴中 2 勝
2位、稲城五中 1勝
3位、稲城一中、日野四中 1分1敗
5位、町田南中 1敗
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