2009年12月12日土曜日

多摩市ジュニアユース秋季大会予選2日目

予選2日目
第三試合vs多摩中
ここのところ、もっとも対戦している相手、そしてここに勝てるようにならなければ上を目指すことができません。中体連の春の大会に向けて、ここまで練習してきたことを試す絶好の機会です。相手は2年生中心のほぼベストメンバー、こちらは鶴中サッカー部を中心に前半の布陣を組みました。
中体連の試合ではキックオフから圧倒され、ボールを支配されましたが、今回はそうはさせません。
きちんと前でプレスし、相手の早さにも惑わされることなく互角に試合を進めます。
今回は左サイドのタクが再三ボールにプレスをかけ、前を向いてボールをコントロールできています。
左サイドに余裕ができる分、センターのアツシやイツキにスペースができ、よい流れが生まれます。
相手を崩すこともできていませんが、それほど大きく崩されることはありません。
流れが変わったのは一瞬のことでした。前半13分、相手がかなり強いボールをトップに当ててきました。ジョウとタクヤがきちんと対応しますが、相手は胸でトラップして振り向きざまにシュート、ディフェンス二人の間を強いシュートが抜け、失点。センターバック二人がもう少し体を寄せるべきだとは思いましたが、結果的には相手がうまかったという感じです。
さらに、前半20分、ゴール前で大きく振られ、左サイドにフリーで走りこんだ相手に蹴りこまれ、さらに失点。そして今大会の象徴のように前半24分過ぎ、もうすぐ前半も終わりというところ、相手のコーナーキック、どんぴしゃのタイミングでヘディングされ失点、しかしキーパーが飛び出せる範囲、タイキにあと少しの勇気が必要でした。
前半を終わって 0-3。














決勝トーナメントに進むには少なくとも引き分けに持ち込まなければなりません。
ボールを動かすこと、積極的に攻めることを指示し、攻撃的布陣を組みます。
ダイチを右サイドに上げ、トップにカズヤを入れます。ダイチの積極的なドリブルと、ショウタとのパス交換がつながり、徐々に相手ディフェンスが下がります。ボランチに入ったヒデが効果的に顔を出し、ボールの支配率があがります。そして後半8分すばらしいパス交換が出ます。ダイチが右サイドでドリブルを開始、トップ下のショウタがダイチを迎えるようにやや下がります。そこにダイチが強めのパス、ショウタはディフェンスを背負いながら入れ替わるようにダイチにきれいなワンツーパス。ダイチが右から中央に流れながら、左足でシュート、ボールはゴール左隅に。得点。1ー3。
さぁ、ここから、細かいパス交換を繰り返し、相手を崩しますが、シュートに持ち込めません。一進一退を繰り返す中、相手10番の個人技に揺さぶられ、惜しい失点。1-4。
試合はそのまま終了。戦えるようにはなってきましたが、まだまだ崩せません。
さて、春の大会に向けてどのようにこの相手を崩していくのか、もう一度練習して立て直しましょう。

















最終戦、vs聖が丘中
中体連の大会で勝っている相手、さらには決勝トーナメントに進めないことがわかったプレッシャーのない試合。現在の練習テーマであるボールを動かすサッカーがどこまでできるでしょうか。
キックオフ。相手のプレスが少ないので自由にボールコントロールができます。きちんと前を向ければ、ボールが繋がります。
前半6分、左からセンターへのボールをタケルがうまく合わせ、相手キーパーの上を山なりに超えるシュートで得点。ラッキーのようですが、きちんとボールにアクセスしているところがフォワードらしいと感じさせるプレーです。
さらに前半12分過ぎ、またもやタケルが後ろからのスルーパスに抜け出し、微妙にバウンドしているボールを押さえ込むようにシュート。キーパーの足元を抜いて得点2点目。
もう1点欲しいところでしたが、そのまま前半修了。















さぁ、後半、今回初めて先発を外し、コーチの隣でどこで何をどのようにして欲しいかをじっくりと聞かされたショウタとシュンタをピッチへ。二人にとっては野村監督のボヤキを聞き続けた心境でしょうか。鬱憤をはらすようにピッチに飛び出します。最初にボヤキの効果を見せたのがショウタ、トップ下で受けたボールをワンタッチで左に展開、ヨウヘイがうまくフリーで受けて、中へ。流れるようにボールが動きます、欲を言えば、オーバーラップしたカズシにボールが出せればよかったのですが。
次にシュンタが右サイドを抜け出します。この後半シュンタは右からショートパスの交換やドリブルで再三抜け出し、たくさんシュートを放ちました。しかし、残念ながら一本も枠に行かずでしたが。。。。。
ショウタからワンタッチでボールが回るようになり、そこにイツキ、ヒデ、ダイチ、ヨウヘイがからみ面白いようにボールが動きます。後半は圧倒的なボール支配です。
まずは後半5分、前を向いてボールを受けたショウタが右45度付近から豪快に蹴りこんで1点。
次に後半10分、カズヤがゴール前で体をはって奪ったボールをヨウヘイが蹴りこみ2点目。
さらに、ショウタからの絶妙なスルーパスにカズヤとヨウヘイが反応、カズヤが一歩早く抜け出し、3点目。
その後、キーパーサトシが前に出すぎたところをループシュートで失点しましたが、
後半20分、右サイドから放り込まれたボールをヒデがアクロバットのようにヒールではじくようなシュート、4点目。
結局、6-1で勝利、今大会初勝利でした。















たくさんの課題とたくさんの収穫があった2日間でした。さぁ、これからです。
明日からまた練習してまた先に進みます。
陸上競技場には進めませんでしたが、応援どうもありがとうございました。

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