フットサル日本代表監督のミゲル・ロドリゴ氏の講習会に参加して来ました
総勢40名を越える多くの方々が、各所より多数集まりました
日本サッカー協会もスペイン協会との技術提携を進めている事もあり、フットサル+スペインという事で
とても興味をそそられての参加となりました
ビデオ鑑賞、トレーニングスタイル、実技と中味の濃い内容になっていました
全体を通じて、実際のゲームをイメージした考え方が指導法にも活かされています
練習メニューの組立てや考え方でも「必ず相手や回りの状況が変化して行く設定」で、一度に2〜3個の状況判断を常に習慣づけて行く与え方になっていました
同一コートに2〜3チームが混在し、誰にもぶつからずパス交換し攻撃の方向も変化して行く内容や、攻守における頭の切替や柔軟さを要求する”通常であれば慌てる”内容をあえて作り出し、獲得して行ってもらう内容になっていました
メニュー統一間があり常に別な事を狙っていけるクレバーな選手の育成に繋がって行くのでしょう
簡単なドリル練習も常に相手が居る状況を演出した設定になっており、個人が黙々とトレーニングを積んでいく内容は皆無であり強く否定的な意見を述べられておられました
クリニックの最後にロドリゴ氏は、日本人の特徴を来日以降の代表選手や生活を通じ
”察知し考え「決断する」”ことが足りないと感じているという事でした
日本人の文化や特徴と言えばそれまでだと思うが、ことスポーツの舞台では短所となる事も簡単に想像がつく
今まさにオリンピックの時期。国際的な舞台で状況から良い決断を行える事が、勝敗を左右した場面が多く観られるのでしょう
我が鶴牧SCに振り返って、、
選手が状況を考えると言う場面をどれだけ提供出来ているでしょう
各家庭でも、あれこれと注文や指示ばかりで様々な答えを導き出す方法を取っているでしょうか
すぐに答えを教えたがっていませんか?
本人が考え自分の物としなければ、ただのコピーにしかなりません。
あらためて考えさせられた講習会となり、今の状況はどうだろうかと振返りながら帰途についた一夜になりました
=石神
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