気合い十分で試合に臨んだ選手達でしたが、気合いが入りすぎたのか、立ち上がりから5分くらいは動きも固く、バタバタした状態で、相手の鋭い出足に押される展開。あわや失点か、という場面もありましたが、GKマツユウの好セーブで何とか苦しい時間帯をしのぐと、前半10分、マツユウのGKがユウセイに渡り、これをしっかり決めて先制点。
これをきっかけに選手達の動きも落ち着きはじめ、相手の動きをしっかり見つつ徐々にプレッシャーを掛けられるようになってきます。すると続く13分、中盤やや相手陣内寄りでボールを持ったタクが相手を引きつけてから、左前方にスルーパス。これを受けたユウセイが上手く流し込んで2点目。その後もパス、ドリブルを織り交ぜた攻撃からチャンスを作りますが、追加点とはならず前半を2点リードで折り返します。
後半開始からは、メンバー・ポジションを若干入れ替えてスタート。前半のいい流れをそのままに、早めに追加点をというところでしたが、シュートチャンスまでは持ち込むものの、最後のシュートの場面でクロスバーやゴールポストに嫌われたりで、得点に至りません。
すると後半10分、右サイドで相手選手にボールを奪われると、そのままスピードに乗ったドリブルを許してしまい、DFのカバーも間に合わずゴールを決められ1点差に詰め寄られてしまいます。時間は十分ありますが、ここで選手達がバタついてしまわないか心配でしたが、本人達は変わらず自分たちのペースで攻め続けます。
そんな後半13分、右サイドでパスを受けたタイキがドリブルで持ち込み、やや距離のあるところから思いきってシュートを打ったところ、これがポストに跳ね返り、U・ユウキがしっかり詰めて押し込み再び2点差に。これでさらに落ち着きを取り戻した選手達、15分には左サイドを駆け上がったユウセイからのパスを受けたタイキが、ドリブルからしっかりGKの逆を突いたシュートを決めると、17分には相手陣内でボールを持ったユウセイがドリブルで相手を数人かわしての見事なシュートで4・5点目。
(結果:6-1☆(前:2-0、後:4-1)、得点者:ユウセイ×3、タイキ、U・ユウキ×2)
試合前日、Eコーチから、「秋季大会の6年以下の部は、ここ何年か鶴牧が連覇してるんだよなぁ~。途切れさせたらカッコ悪いよなぁ~」というプレッシャー(?)をかけられた選手達でしたが、それに動じることもなく見事結果を出してくれました。まだまだ課題もありますが、FW、MF、DFと個々の選手達がそれぞれの持ち味をしっかりと見せて戦ってくれたと思います。
チームとしても、これまで練習してきた「ピッチを広く使うこと」、「展開に詰まったら一旦戻して形をつくり直すこと」などを意識してできるようになってきたように思います。今回の大会を一区切りとして、これから来年のU12リーグに向けて、個人としても、チームとしても、更なる成長を目指してみんなで取り組んでいきたいと思います。
今日の試合では、残念ながら決勝までに敗れてしまった6C、6Dの選手達をはじめ、他学年の選手達も含めての大応援団のお陰で、選手達も自分の力を出し切れたと思います。また、大勢の保護者の方からの暖かい声援も大きく後押ししてくれました。さらには当日運営に携わっていただいた他学年のコーチの皆様含め、関係する方々にこの場をお借りして心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
=中村
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